おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

命名「ぴぴどり」

先日、夕食後に息子が慌てた感じで

言ってきました。

「ねぇ、はこちょうだい。はこもってきてって

せんせいが。」

・・箱?

ちょっと嫌な予感がして、息子に聞きました。

「箱ってさ、何に使うの?いついるの?」

「ずこうでつかうの。あした!」

出ました、明日使うコール。

(あーしーた!あーしーた!)

・・いやね、わかってるんです。

月初めにもらったプリントにある

学習スケジュール。

隅っこのほうに小さく(←強調)、

「図工で箱を使いますので、様々な大きさの

箱をご準備ください。」

って書いてあった、確かに。

ああそう、使うのねって、月初めの私は

思ったことも覚えている。

でも、それを「あした!ぜったいあした!」と

夜の21時に力いっぱい言われても、

「ああかーちゃん忘れてたごめんね。」

よりも先に、

「おまえー!今何時だと思ってる?今言われて

明日持って行ける箱なんてないわい!」

と怒鳴ってしまうのも仕方ないわけで・・

(仕方ないですよね?ね?)

そしてやむなく、まだ開けていない

お菓子の箱を開け、まだ開けていない

わさびのチューブを取り出し、

捨てたはずのトイレットペーパーの芯を

ゴミ箱から探し出し、どうにかこうにか

5~6個の箱を集めたのでした。

でも、図工の教科書を見ながら、

「ライオンにしようかな?あ、でもこのはこ

パクパクさせたらワニみたいだよね」なんて

わくわくしている息子を見たら(動物を

作る目的だったようです)、

ああ良かった準備出来て。大きな

ライオン作ってね、と温かい気持ちに

なったのでした。

そして後日。

息子の学習発表会で見たものはこちら!

じゃーん!!

「命名、『ぴぴどり』」

2014121002

・・・。

子どもの作品を真剣に撮影する

どこかの父母の横で、

「くっくっく・・」と笑いをこらえるのに

必死だった私。

だって・・・ライオンだったはずが。

「ぴぴどり」て。

しかも、人間みたいに歩きそうだし。

どう見ても、飛べなさそうだし。

もう、息子のセンスが楽しすぎて、

ぴぴどりが可愛いすぎてたまらない。

持って帰りたい衝動をどうにか抑え、

帰ってから息子を誉めまくりました。

すごいね、いいの出来たね。

ぴぴどりって名前も最高じゃない!

子どもの発想って素晴らしい。

鳥の羽はこうだよとか、

足はこうしなくちゃとか、そんなことは

全然言いたくなくて、

こんな自由な発想をどんどん伸ばして

いって欲しいなぁと思いました。

今、ぴぴどりは家にやってきて

窓辺で家族を見守っています。

2014121001

「ぴぴっ」

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