おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

バウムクーヘンが誘ってきて娘が泣いた話

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バウムクーヘン、美味しいですよね。

以前の記事でも書きましたが、

私大好きなんですよ。

私の中ではおやつの1~2位を争うくらい。

そのバウムクーヘン好きが娘にも

遺伝したようで、娘も大好き。

なので、食後のデザートなんかにも

よく食べます。

その娘から先日ねだられて、

無印良品で買いました。バウムクーヘン

いちごバウムとレモンバウムの2種類。

「え?2本も買うの?」の問いに娘、

「みんなで食べればいいじゃん!」

そうだね、みんなで食べよう。

そう言って買いました。2本。

そしてバウムクーヘンは台所の作業台に

2本ぽんと置かれ、

そのうち2日経ち、3日経ち。

・・娘、全然食べる気配なし。

もう少し様子をみようと更に2日。

・・もう、まるで忘れてる。

そのうち、

台所の作業台に置かれたままの

バウムクーヘンが母を誘うわけです。

「うまいぞ」と。

「そろそろ食えよ」と。

「いーじゃん、娘もう忘れてるって。

期限になっちゃう前に食えよ」と。

「あ、でもさ。娘結構記憶力いいから。

食べたその日に言われちゃうわけよ。

『あれ?バウムクーヘンは?』って。

そしたらどうしたらいい?」

そうバウムクーヘンに問いかけると、

彼はこう言いました。

「じゃあよ、半分食えって。

半分ならバレないって。どうせあれだろ?

食べるとき切るんだろ?」

・・もう、そう言われちゃったら。

素直に従うしかないじゃないですか。

食べましたよ、半分。

言われたとおりに。

イチゴのほうを。

で、残った半分を冷蔵庫に

しまいましたよ。

だって誘うんだもの、バウムが。

すごい勢いで。

そりゃ美味しかったですよ、

イチゴバウム。

そしたらですね。

作業台にあった2本が当然1本に

なるわけで。

学校から帰ってそれを見た娘が、

はたと気づくわけですよ。

少し前と景色が違うぞと。

「あれ?1本ない。イチゴがない!」と。

母パニック!

違う違う、ここで気付かれたらおしまい。

切ったときにさりげなくイチゴを減らす計算で・・。

ああこんなことなら両方冷蔵庫に

しまっちゃえばよかったと後悔しても

時既に遅しで。

気付けば娘の目に涙。

みるみるたまってるし。

「かーちゃんひどい!」と責められ。

「そんなかよ」と頭で思いつつも

つっこむわけにもいかず。

ひたすら「ごめんねごめんね」と

謝るばかり。

残りのバウムクーヘンはきっちり切って

分けて食べましたけども。

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申し訳なさに、いちごを添えてみた。

母と娘にとってバウムクーヘン

いかに重要アイテムかを

思い知った出来事でした。

「でもね、バウムクーヘンが誘ってきたの。

そりゃもうすごい勢いでね。

あの手この手でね。」

なんて言い訳は通じませんでした。

・・当たり前だ。

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