休日、一人のランチに
迷いに迷って選んだ
ベリーのデニッシュ。
中にはカスタードクリームが、
上にはたくさんのベリーがのった
商店街のパン屋さんの
私のお気に入りです。
夫と子ども達が出掛けている休日に
ちょっと買い物をしていたらもう時計は
１４時をまわっていて、
ランチのような、おやつのような
そんな真ん中時間のデニッシュ。
家に一人でいるときは、
お天気ならば寒くても、なるべく
窓を開けます。
冬は特に、隅々の空気が澱むから。
食べる前に窓を開けると、
きゃあきゃあと笑う声と
弾むボールの音が聞こえてきました。
窓辺のヒヤシンスも花ひらいて
風はまだ冷たいけれど
日差しは春を思わせる一日。
大きな口を開けてデニッシュを
齧ろうとしたら、ベリーがひとつ
膝にぽとりと落ちて、
指でつまんで口へ入れ、
「これが子どもだったら、汚すなって
怒るんだろうなぁ」とにやりとする。
たった３０分でも、
極上のひとり時間。
そろそろ帰ってくるかな。
よし、これ食べて
もうちょっと頑張ろう。
そうやってひとつのデニッシュで
元気になれる簡単な私。
でも、簡単がいいのだ。
と思う最近の私。
＊＊トラコミュ作りました＊＊。
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 台所しごと |
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