おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

イモが好きなわたし~大学イモを作ろう

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何を隠そう無類のイモ好きです。


小さい頃からほくほくしたイモ類が大好きで、焼き芋やさんが来れば母に買ってもらい、お正月には母が煮る八つ頭をお腹いっぱい食べ、ストーブの上にホイルで巻いたじゃがいもを乗せて焼いてはバターと塩で食べたり、かぼちゃの煮物を朝昼晩と食べても飽きないような子どもでした。



私がイモ好きだったのは母の影響も大きく、母は「やきいもぉ~」という声を聞けば外に飛び出す程の焼き芋好き。新聞紙に3~4本包まれた熱々の焼き芋を手に帰ってきて、それを母とコタツに入ってよく食べました。


今は安納芋のようなとろとろとしたサツマイモも人気ですが、私が好きなのは昔からホクホク系。口の中がおいもでいっぱいになって、お茶で流し込みながら食べるのが好きです。サツマイモだけでなく、じゃがいももかぼちゃもホクホクしたのが大好き。

 


こんなにもホクホクイモを愛する私なのに。
なのになんということか・・。

 


子ども達は、ホクホクイモ嫌いなのです。


どんなに栗みたいで美味しいかぼちゃでも。
どんなにいい匂いをさせている焼き芋でも。

 


「いらなーい」

 


コレです(泣)

 


夫はイモ類嫌いではないですが、喉が渇くようなホクホク系は好みません(ついでに豆も)。多分それが子ども達に似たのだと思います。私がどんなに美味しそうに焼き芋を食べても、かぼちゃの煮物を食べても、ぜーんぜん子ども達の心は動かない。私の愛するホクホク系を嫌いにさせた夫の「ホクホク嫌いの血」を恨む。だってかぼちゃの煮物やサツマイモのレモン煮、どんなに美味しく煮えたって私しか食べないんじゃー。

・・太るじゃん。


ところがです。
そんなホクホクイモ嫌いの子ども達が、唯一好んで食べるホクホクイモ系があったんです。
それが・・

「大学イモ~」(ドラえもん風でお願いします。)

そうなんです。食べるんです、何故か大学イモ。おんなじサツマイモ、おんなじホクホク系なのに、競い合って食べるんです。これに気付いたのは回転寿司。私が何気に取った大学イモの皿をつまんだ子ども達の目が輝きました。それ以来、回転寿司へ行けば必ず子ども達は大学イモを食べるようになりました。何が美味しいかってまわりのたれが美味しいそうなのですが、何であれ好んでイモを食べてくれるのは嬉しい限りです。


で、長くなりましたが何かというと。
作ってみました、大学イモ。


一度揚げてからたれをからめる大学イモ。大好きなのですが作るのが面倒そうで、作ったことありませんでした。でもせっかくの秋、旬のサツマイモを見ていたら、作ってみたくなりました。


■大学イモの作り方

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<材料>さつまいも(中位の大きさ)2本、きび砂糖大さじ4、みりん大さじ4、しょうゆ小さじ2、黒ごま・揚げ油適量

 

<作り方>

1.さつまいもを乱切りにし、水にさらす。

2.鍋にきび砂糖・みりん・しょうゆをいれてとろみが出るまで煮詰める。

3.水気をふいた1を油で揚げる。(竹串がすっとささるくらい)

4.2に3を入れてからめ、黒ごまをふる。


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作りたての熱々は本当に美味しくて、子ども達と何回もおかわりして食べました。
調度コタツを出したばかり。コタツに入ってお茶を飲みながら食べる大学イモは、なんだか昔母とコタツで食べた焼き芋を思い出しました。


収穫の秋。野菜や果物を使ったおやつはなんだかホッとします。

これを機に子ども達、私の大好きな焼き芋も、好きになってくれないかなぁ。

 

 

 

 

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