おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

楽しみなランチ

会社には、お弁当を持って行っています。

普段は雑穀入りのご飯に野菜を中心にした常備菜や焼いたお揚げ、夕飯のおかずが余っていればお肉やお魚が入ることもありますが、基本お弁当は粗食で、デザートに果物、時々ヨーグルトを買って食べています。

 

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お弁当に落ち着くまでは、時々同僚と外に食べに行く以外はパンを買ったり、レストランの前でお昼に売られる市販のお弁当を買って食べていました。でも、なんだか飽きてしまいました。毎日同じお弁当を買って食べているわけではなくて、時にお蕎麦屋さんの天丼、時に洋食屋さんのオムライス、時に居酒屋さんの幕の内だったりと食べるものは色々なのですが、何を食べてもどうにも飽きてしまったのです。


味付けが濃いこともあるだろうし、万人受けする味なのかもしれないし、もしかしたら添加物が影響しているのかもしれないけれど、一時期何を買ってもなんだかつまらなくて、お腹は空くんだけれどランチに何を食べようかと考えるのも、食べることも面倒になったことがありました。

 

お昼になると、「ああ何食べよう。あれもこれもなんだか食べたい気分じゃない。でも時間もないし、決めなくちゃ・・どうしよう」と悩むのがしんどい。本来であればわくわくするはずのランチの時間がそうでもなくなって、結局同じパンと幕の内を交互に食べたりして、体にもあんまり良くなかったと思います。

 

それが、自分でお弁当を作るようになって変わりました。

 

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今年の春休み、子ども達の学童のお弁当を作って持たせるのに、いつものように自分の分も作ってお弁当生活をしていました。調度健康診断も近かったので、春休み後もなんとなくそのまま自分の分を作り続けました。子ども達のお弁当を作るときは中身の見栄えとか、残り物は避けたりとかちょっと気を遣いますが、自分の分なら気持ちも楽で、朝の10分でちゃちゃっと詰めるお弁当は苦じゃなかったし、すぐに習慣になりました。


それからしばらくして、「ああ今日もお弁当がある」とお昼を楽しみにするようになったのです。入れているのは本当に大したものじゃないのに、食べれば美味しい。だからお昼にお弁当を開くときにわくわくする。似たようなものを入れても、全然飽きない。毎日食べるたびに、すごく健全だなと思いました。


それからは、毎日家からお弁当を持っていくようになりました。


お弁当は必ずごはんかというとそうでもなくて、時々パンも持っていきます。これまた朝の残りだったりするのですが、それでもとても楽しみです。

 

この間のお弁当なんてすごいんですよ。

 

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たまごサンドと、バナナチョコクリームサンド!

 

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チョコクリームは、お菓子に使った生クリームと板チョコが余っていたので混ぜて作ったもの。たまごサンドもチョコクリームサンドも、朝ごはんの残りです。

 

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一つずつワックスペーパーに包んで、スープジャーにはオニオンスープを入れて、デザートにヨーグルトを買って持っていきました。

 

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もう、12時の鐘が鳴るのが楽しみで楽しみで(笑)

 

市販のお弁当も決してまずいわけではなくちゃんと美味しい。それでも続くとなんだかつまらなくなってしまう。平凡な言い方ですが家のお弁当との違いはやっぱり作る人の「手」が感じられるかどうかなんだと思います。

 

朝作ったお弁当は、お昼の自分への気持ちのこもったお弁当。「頑張れ、アタシ」を感じることが出来るお弁当。だから美味しい。だから楽しみなランチになる。

 

疲れたり、おかずが何もない日ももちろんあります。そんなときは無理して作らない。

 


そうやって自分のペースで、「楽しみなランチ」のためにお弁当は続けていこうと思います。それと、「午後も頑張るぞ、アタシ」のために(笑)

 

 

 

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