ああそうか、そんな簡単で美味しくて楽しいのに、どうして気付かなかったんだろう。そんなふうに、目からウロコのレシピってあります。
たとえば私が最近ハマっている「ゆるゆで卵」。ゆで時間を４分にするだけで、ゆるゆるのとろーりゆで卵が出来てしまう。そこに粉チーズと粗挽きコショウとお醤油の組合せは絶品。そうそう、お弁当のおかずに作っていたピーマンとジャコ炒めを、パンにのせて海苔とマヨネーズで焼いてみたらこれまた新しい味。
そんなふうにあれとこれを組み合わせたら、もしかして見た目にはアレかもしれないけれど、簡単だし食べたらすごく美味しい、というレシピ。実はたくさんありますよね。でもそんなレシピとも呼べないくらいの「ゆるレシピ」は、本にはなかなかなりづらい。まさにその家の台所で生まれるその家の味なのだと思います。
でも、日々忙しく働くお母さんは、そんなレシピこそ知りたい。たまたま買ったこの本、そんなゆるレシピが満載なんです！
 |
「闘う! 母ごはん 春夏秋冬、子どもがいる日の家めし日記」 中田ぷう
Amazonより----
やること山盛り、子どもは大騒ぎ、ああ今夜のおかずはどうしよう…休日の母ちゃんって大変なんです！二児の母&フードライターとして活躍する著者の、1年の食卓記録。バランスよく気を抜きつつ、怒涛の日々を乗り越えるための食卓のヒントが満載！夏休みごはんの参考に！----------
もうね、このゆるさ大好きです。きれいな器にきれいに盛られたごはんやおやつもいいけれど、実際にはありものの器で、ありものの食材でぱぱっとごはんを作るのが日常ですよね。この本にはそんな日々のごはんがたくさん出てきます。
例えばこれ。
ペヤングにキムチや納豆をのせるって、すごくないですか？これはぷうさんの一人ごはんですが、日常のごはんもちょっとのアレンジで美味しく食べられる、おおらかでゆるいレシピ満載なのです。
そして私、この中ですごく作りたいものを見つけました。それが、こちら。
型に飴をはめ込んで焼くだけで、湯煎だの何だのと面倒なことなく、こんなに可愛いクッキーが出来ちゃう。もうどうしても作りたくなって、早速サクマのドロップを買い、作ってみました。
クッキー生地は家にあった全粒粉を使い、クッキーだけを一度焼いてから、最後に３分くらいで飴を入れて焼きます。
レシピとは違うのですが、これは家にあるオーブンやクッキー生地、飴の種類によって変えると良いと思います。
きらきら！
もちろん、子ども達には大好評。まわりのクッキーを先に食べて飴をなめたり、クッキーと一緒に飴を齧ったり、好きに食べては「もう一枚食べたーい」と２人競うように食べています。一つ注意は、これを食べると歯に飴がくっつきます。子ども達にはよーく歯磨きをするように伝えてください（笑）
私もこっそり、夜中のおやつ。
こんなゆるレシピ、実は食材のパッケージに書かれていたり、野菜の袋に書かれていたりもするんですよね。
ぷうさんのように日々のごはんやおやつにぱぱっと取り入れて、楽に楽しくごはんやおやつが作れるようになりたいな。
「ゆるレシピ」、色々考えて試してみようと思います。
いいのを見つけたら、またご紹介しますね。
---------
覗いてくださり、ありがとうございます。
訪問いただいたしるしに、お弁当ぽちりとしていただけると大変嬉しいです。
台所しごとをテーマにしたブログコミュニティです。こちらも是非。
