先月実家に帰ったときに、母からお米をもらってきました。
なんとその量20キロ。ただしそのうち新米は5キロで、残りは古米です。
こちらが新米
母の実家は福井の山に囲まれたところなのですが、住む地域では何かあるとお見舞いにお米を持っていく風習があるそう。そんなこんなのお米が山ほどあるので、「新米もやるからどうか古米(&古古米)を食べるのを手伝ってくれ」と、40キロものお米が送られてきたそうなのです。実家からは、「古米だから美味しくないかもしれないけど、新しいのと混ぜながら食べれば大丈夫」と言われましたが、お米をいただけるなんて幸せなこと。「もらうもらう!食べるよー!」と喜び勇んで米を車に積み、持ち帰ってきたのでした。そんなこんなで我が家では、米びつに入った5キロと、買ったばかりの新米と、もらってきた20キロと・・米に埋もれる日々が始まったのです。
実際、ここのところずっと新米を食べていたので古米(&古古米)の味はいまひとつに感じました。多分、自分のところで作ったお米と、もらったお米を混ぜつつ、古米を下に、古古米をその上にして早く食べるようにしていたのだと思うのですが、最初の5キロは艶もなく乾いていて、いつもの水加減ではパサパサでした。次の5キロは艶はまぁまぁでしたが、香りがいまいち。そして今食べている袋の下のほうの5キロは、新米とまでは言わないまでも、もちっとした美味しいお米。私は毎日お弁当を持って行くのでわかるのですが、いまいちのお米は冷めると味の差は歴然としていました。
だからといって、古米だろうが古古米だろうが米は米。味がどうのと贅沢は言っていられないので、いまいちだなと思ったらカレーにしたり、丼ものにしたり、炒めてみたりと色々にして食べています。とはいえ、早く新米にたどり着きたいものだから、子ども達が「明日の朝はパンがいいー」と言っても、「いや、米。」休みの日に焼きそばでも作ろうかなと思っても「ああ、ダメだ米だ」と、米優先でどんどん食べて、まさに米の日々なわけです。
そんな米づくしの日々の中時々作っている、米と調味料さえあれば美味しくぺろりとご飯がたべられるレシピ。ご紹介します。
義母直伝の、「バターライス」です。
■バターライス
<材料>炊いたお米2合分、しょう油大さじ1、バター10グラム、味の素3振り
<作り方>フライパンにバターを熱し、ご飯を炒めてしょう油と味の素を混ぜ更に炒める。
普段味の素を使わない私ですが、これには絶対味の素。
その代わり、調味料は味の素のほか、バターとしょう油のみです。
おしょう油は種類にもよるので、味を見ながら加えてください。しょっぱいと美味しくないです。うっすらしょう油の味と香りがする位が、いちばんもりもり食べられると思います。
このバターライスとオムレツ(たまごだけ)にケチャップの組合せはうちの中ではもうこれ以上ない、という位大人気で、普段食べるのが遅い息子もまずはごはんから、あっという間に平らげてしまいます。冷蔵庫にたまごしかない!という日の、うちのお助けレシピなのです。
でも、たまごかけごはんにしろこのバターライスにしろ、もしこれがごはんでなくトーストだったら、たまごだけ、調味料だけでは満足出来ないだろうなぁと思うと、やっぱりごはんの持つ力ってすごいんですね。
よく食べました。
さて、そんなこんなで消費してきた古米・古古米も、残り3キロほどになりました。15キロが4人のお腹に1カ月でおさまってしまうと思うと怖い限りですが(多分、私が一番たべてる)、きちんと食べ終えたと思うとなんだかスッキリします。特にお米は、そう思います。
・・体重計に乗るのが怖いけど(笑)
さ、次は新米、新米!
水のきれいな福井のお米、美味しいんです。
ありがたく、いただきます。
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