先々週、海の日のあった３連休は実家に帰っていました。
海の日の月曜日は燃えるごみの日だったので、生ゴミを捨てられないことがちょっと気掛かりだったのですが、まぁ量はそんなに多くないし一度くらい出さなくても大丈夫だろう・・と軽く考えていました。そうしたら猛暑の熱に包まれた台所はそんなに甘くなかった。
帰宅すると台所はいつもどおりだったのですが、ちょっとごみを捨てようとフタを開けた途端「！」・・・臭いのなんの（笑）たちまち台所が臭いました。次のごみの日は数日後。それまでの間耐えねばなりません。中のごみをきっちり縛り、ごみを捨てる時はなるべく細ーく開けた隙間からゴミを入れ、臭いをもらさないよう細心の注意を払って数日乗り切りました。
ところがです。
次のゴミの日。やっと捨てられるとごみを出したはいいものの、臭いが消えない！！！どうやらゴミ箱そのものに菌が染みついてしまったようで、何も入れてないのに臭いのです！おそるべし菌。
ということで、週末、ゴミ箱を洗いました。
臭っていなかったゴミ箱も含め３つのゴミ箱を外に出し、食器用洗剤と使い古しのスポンジを使ってゴシゴシ洗っていきます。
中も外も。
ゴシゴシ。
奥までぴかぴかに。
娘が真っ黒にしてきたサンダルも一緒に食器用洗剤で洗ってやりました（笑）
本当はカンカンの太陽の日差しで日光消毒しよう思ったのですが、あいにく天気は曇り。それでもすっきり乾かして、臭いもすっかり消えたゴミ箱は気持ち良かった。
菌め、参ったか。と乾いたゴミ箱を家に持って入り、台所に運ぼうとしたのです。そうしたら。その時です。
・・事件が起こりました。
玄関からリビングに入ろうとした時、私の手にはふたつのゴミ箱がありました。
リビングの入り口は引き戸になっていて、そこには玄関からの目隠し用にのれんがかけてあります。
リビングはエアコンで冷やしていたので、「あんまり開け放つと冷気が逃げちゃう」という思いが私の中にありました。自分とゴミ箱が通れる幅、少し狭めに戸を開け、両手にゴミ箱を持って、のれんを顔でよけながら入ろうとしたその時。
バキッ
という衝撃と同時に、目から火花が飛びました。
「きゃー、かあちゃん大丈夫！」という声とともに娘が慌てて飛んできました。そう・・・ゴミ箱を戸に当てないように当てないようにとゴミ箱にばかり気を取られていた私の額が、狭めに開けていた戸に、それはもう娘も息子も私もびっくりするくらいの派手な音を立ててぶち当たったのです。当てられた戸だってびびるような勢いで。
額をおさえた私の口から出るのは「う・・・」といううめき声だけ（笑）最近「コードブルー」にはまって過去のドラマをまとめて見ていた娘と私。娘は「あたま！血出てない？！息できる？！救急車！ヘリ？！かーちゃーん、大丈夫！」とちょっとしたパニックなってたので、私も「大丈夫大丈夫・・藍沢先生と西条先生に見てもらうから・・」とノってみたりして（笑）
結果的に血も出てないし、おでこに痣とたんこぶが出来ただけで済んだのですが、この歳にしておでこにたんこぶ。しかも自らトラップかけて自ら当たりにいってるんだから世話はない。
仕事だった夫が帰宅したので、「すごい痛いんだけど・・腫れてない？」と言って見てもらいました。「ちょっと横向いてみて」と言うので横を向くと、おでこを見て「ぷっ」という音を発して吹き出した後、夫はただ笑うのをこらえていました。おい。
それもこれもゴミ箱が臭かったせいだ。暑さのせいだ。夏のせいだと色々なもののせいにしてみましたが、わかっています、近頃自分のサイズを甘く見始めた自分のせいです。はい。
あなたたちのせいではない（笑）
我ながら情けないなと思いつつ、それでもちょっと面白く。
まぁ、こうやって自分で自分をネタに笑えるなんて幸せだなと思いました。（前向き）
それにしても痛い。
そして前髪が長くて、よかった（笑）
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