週末、連休。またまた雪国に行ってきました。今回の目的もスキーです。年末に行った八ヶ岳は人工雪だったので、今回は天然の雪で思いっきり滑ろうと新潟へ。子ども達は今シーズン2回目のスキーで、上達するチャンスでもありました。お天気ならば3日目も滑ろうか、なんて言いながら、初日は移動の疲れもあったので宿でゆっくりし、翌日の準備をして早めに寝ました。
そして翌日。
着替えていつものスキー場へ向かって驚きました。
もうめちゃめちゃ混んでるんですよ。車も人もすごい数。ここ何年か毎シーズンスキーに行っていますが、久しく見なかった混み具合なのです。そしてその日は朝から雪で、どうやらまたすごい寒気が降りてきているという予報で、寒ーい日でもありました。たくさん滑ろうと意気込んでいた私たちでしたが、この混雑と寒さが試練となって襲いかかってきました・・。
試練その１：駐車場がなーい
いつも駐車している第２、第３駐車場もいっぱいで、案内されたのは遠ーく離れた臨時駐車場。送迎バスはあるものの、バスを待つ間しんしんと冷え、無口に。
試練その２：リフト待ちに３０分
それこそ９０年代前半のブーム再来か？というくらいの長ーいリフト待ち。リフト1本乗るのに３０分も待たされてちゃくちゃくと体が冷え、次第に子ども達の機嫌が悪く。
試練その３ リフトが長い
まあ、ゲレンデが広くてコースが長いから当たり前なのですが、長い。顔にあたるかちんかちんの乾いた雪で、私も子どもも地蔵のように固まる。痛いわ寒いわで、もうこうなると何かの修行。
試練その４： 滑ると早い
当たり前だ（笑）
頑張ってついて来ていた子ども達も、２から４を繰り返すこと２回が限界でした。そりゃそうだよ。無理だよ。寒くて無言、リフトで地蔵、息子は２回目滑っていたら、「はやく！はやくすべって！」と私を急かし、何かと思えば「おしっこー！！！！」と必死の形相（笑）これはもうまじで修行だよ（笑）
そんなわけで、早々に切り上げて暖かいレストランで食事をした後は、「もう帰ろうか…」とすっかりやる気を失ってしまった私たちだったのでした。
考えてみれば３連休だし、平昌ではオリンピックの真っ最中。スキーにスノボにやる気を出した人達がゲレンデに集まるのも理解できるというものです。「昔はこれくらいの混みようは当たり前だったのよ」なんて言ったところで子ども達には関係のない話だし。宿のプールできゃあきゃあと楽しそうに笑う顔と正反対だったゲレンデでの修行の顔を思い出し、スキー嫌いにならなきゃいいなと思った次第です（笑）
それでも、レストラン横の雪山で遊んだり、宿のまわりの雪を触ったり、やっぱり子どもは雪が好きなんだなと思いました。そして何があっても家族で出掛けるのは楽しい。それはどこへ行っても、うまくいってもいかなくても、何があってもそう思います。
・・さて。
ここで懺悔をばひとつ。
今回のスキー、ウェアは毎度のごとくレンタルした私ですが、今回のウェアは試着したときどうもぴちぴちでした。でも、サイズはＬだし、それ以上のサイズがなかったから、お店の人に「サイズ大丈夫でした？」と言われた時に、「はい、大丈夫です」とにっこり笑って言いました。まぁ、着れないわけじゃなかったし、年末からのゆる糖質制限で2キロばかし体重が落ちて、サイズダウンしてるような気になってもいたのです。
だから、スキー場で娘に「ちょっとブーツを締めて」と頼まれて屈んだ時に、「ブツっ！」という音を立ててウエストのボタンがはじけたのは、もう本当に私が自分自身のサイズを見誤ったからであって、試着して「大丈夫です」ってにっこり笑ってる場合じゃなかったと猛省すべきことであるのは間違いなく。娘に「無理して履くからだよ！どうすんの？弁償だよ弁償！」って怒られたのも仕方なく。
そして返却する時お店のお兄さんに「あはっ（笑）取れちゃいましたか（笑）」と笑いを噛み殺されたのも、自業自得なわけで・・。
あの時、「もう一つ大きなサイズありますか？男物でもいいんで」と、見栄張らずに聞けば良かったのだと、お兄さんの含み笑いを見ながら懺悔と後悔がぐるぐるした私です。
・・でもさ、せめて笑うのは私が居なくなってからにしてほしいものだわ。
まぁ、そんなことも含め、スキーに関してはあまり乗らなかった雪国旅行でした。
そんなこともあるさ（笑）
次、次！
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