おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

リビングの時計

リビングの時計を買い替えました。

 

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結婚して住み始めた部屋に設置するのに買ったこの時計は、最初のマンションでも、その次の貸家でも電池切れの時以外は狂いなく時を刻み続けてくれたのですが、新居に越してからは電池を替えてもなんとなくいつも数分進むようになりました。それでもだましだまし使っていたのですが、進みが5分近くなった時、「これさ、替えない?電波時計に」という夫のひと言があって、買い替えることを決めました。

 

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普段、どんなに大切にしていたものでも壊れたら仕方ないとあっさり捨てるし、買い替える私です。なのに何故この時計だけは「そうだよねー、遅れてるよねー。」「電波時計かー。うーん。」とごまかしながら使い続けてきたかというと、ちょっとした理由がありました。「リビングの時計」には、家族の時をずっと刻んできた、家族の日々をずっと見てきた、これまでもこの先もずっとそこにあるもの、という思いがあったからです。

 

うちの実家にも同じようにリビングに時計がありました。ソファやテレビやその他の家具等を買い替えても、時計だけはずっと変わらず同じ場所にありました。両親にこだわりがあったわけではなく、多分壁の一部として当たり前にそのままあった、ということだと思うのですが(笑)、結果的に家の中でずっと変わらずあったものはその時計くらいで、家族みんながその時計を見て生活していました。朝も昼も夜も、家族がどんな時もずっとそこにあって、何があっても変わらずそこで家族を見ていました。そんなのっていいな、何かひとつそういう存在があってもいいなと、結婚した時からそんなふうに思っていました。

 

でも、考えてみれば家族が一番見る時計が正確でないのって、何か色々ずれてくる気がします。


だから、買い時だったのかもしれません。


もしかしたら、新居に移った時に本当は替えておくべきだったのかも。その時で既に10年だもの。寿命だったのかな、とも思います。

 

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新しくわが家にやってきたのは、丸い時計。ものすごくシンプルな、電波時計です。
数字がきちんと書かれていて、見やすく、可愛い。ひと目で気に入りました。

 

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これからずっとここで、家族を見守ってね。

 

 

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そして、10年お疲れ様でした。
どうもありがとう。

 

 

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