おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

柿と母

ご近所の柿の木から、たくさんの柿がやってきました!



ぶよぶよに柔らかくなった柿はあまり得意ではないのですが、歯ごたえのある固めの柿は大好きです。柿は放っておくとどんどん柔らかくなってしまうので、おやつや、夕飯のあとや、お弁当のデザートなどにどんどん剥いて食べています。子どもたちはあまり柿を好まないのですが、このおいしさ、なんとかわかってくれるようになって欲しいなあと思う。柿は栄養たっぷりだし、こんなふうにおすそ分けしてもらえる果物ってそうそうありません。私が美味しそうに食べれば手が伸びてくるかなぁと、見えるところでせっせと食べたりしています(笑)




ところで、先日母からこんなLINEのメッセージが届きました。


「見て、可愛いでしょ。柿だよ。今日バス停のところでもらって来た!」


一緒に送られてきた写真がこれ。



すっごくないですか(笑)タコウインナーかと思ったよ・・。



どうしてバス停で柿をもらうのか、それも何故こんな柿なのか。このメッセージからは全然わからず、何度かのやりとりの末、どうやらバス停の近くに柿屋さんがあって、その柿屋さんがこのタコウインナー柿をくれたと。そしてこのタコウインナー柿に描かれた顔は柿屋さんのお孫さんが描いたものらしく、母はこの柿をなんとかこのまま取っておけないかと考えている、とざっと要約するとそんなことのようでした。


裏から見たところ


このまま置いておけばぶよぶよになってしまうし、しばらく楽しんで食べちゃったほうがいいんじゃない?と言ったのですが、「凍らせたらどうかな」「アイスみたいになるかな」と色々楽しそうに考えているようなので、それは母にお任せすることにしました(笑)その後どうしたかなー。ちょっと気になるところです。



実は「母と柿」というともうずいぶん前のことですが、母がお友達と大きな柿の木になった実を収穫していた時のこと。脚立に立って柿を取っていた母が、脚立の上で気を失ってそのまま頭から下に落ちるという大事故がありました。もともと母は貧血をよく起こすのですが、さすがに脚立の上で気を失うとは当の母も思いもよらず。記憶もまったくないそうで、電話を受けた私は本当にびっくりして駆けつけました。頭蓋骨にひびが入る大怪我で、幸い脳に異常はなかったのですが、数日間の入院に通院は私たちも気が気ではなかったです。


今母が住んでいるのは数年前に引っ越したところで、柿の産地で有名なところです。(だから露店の柿屋さんがあります。)脚立事故にしても今回のウインナー柿にしても何より住まいにしても、どうも母は柿に縁があるように思えてなりません(笑)



でも、大怪我をしても柿を嫌いになることもなく、こんなふうに「柿、可愛いでしょう」と写真を送ってくる母が愛しいなぁと、なんだか思ってしまう私です。



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