おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

やっちゃった箸

やってしまった・・・。



いつも使っている台所だから、いつも3口一気に使ってるから、いつも強火にしてるから、とにかくいつもと同じだからと油断しました。何をやってしまったかというと、燃やしました。箸。ガスコンロ脇で、ぼうぼうと燃えていました。箸。あちゃー。


先日、夕飯の支度をしながら娘と話をしていた時のこと。部活について悩んでいる娘と、先生のことや友達のことについて色々話をしていたんだと思います。夕飯はおでんで、コンロにはだし汁を入れた土鍋、たまごを茹でる雪平鍋、もう一つはお湯を沸かす小鍋、それぞれに火がついていました。そのうち、娘の話についつい熱くなってコンロから目を離してしまったのがいけなかった。娘の「あ!あぶないよ!燃えちゃう、燃えちゃう!」という声にコンロのほうを振り返ると、キッチンツール入れからぽろりと落ちた1本の竹箸がぼうぼうと燃えていました。


その時の私は「あっ。やばいっ。どうしようっ」とオタオタするばかりで、とりあえずコンロの火は止めたものの燃え上がる箸をどうしていいかわからない。そのままだとキッチンツール入れの他の箸にも燃え移ってしまいます。「あーどうしよう!」と大きな声を出したら夫がやってきて、燃えている箸をひょいっとつまんでシンクで消してくれました。。


冷静になって考えれば、箸1本が燃えているだけ。いっそコップに水でも汲んでかけてしまえばいいような話だと思うのですが、人間というのはこういう時にこんなにも動揺してしまうものなのだと思い知りました。娘もきっと怖かったはずで、その後だいぶ怒られました(娘に(笑))。でも、「大体そんなところにそんなものを置いているから」「3口一気に、そんなに強火でやるから」「大体かーちゃんは」「あーでもないこーでもない」とねちねち怒られるうちに段々腹が立ってきて、しまいには「こっちだって仕事から帰ってきて時間ない中一気に色々しなきゃいけなくて大変なんだよ。何もしないくせにそんなに怒るなっ。」と逆切れしてしまいました(笑)


それで思い出したのが昔の話。

母が油を燃え上がらせたことがありました。その時母はやっぱり「きゃーどうしよう」ってオタオタしてしまって、駆け付けた私(その時多分高校生くらい)が備えてあった消火シートをかぶせて火を消し、「まったくおかーさん、落ち着いてよ」と偉そうに言って、母に「アンタはすごい」と尊敬のまなざしで見られたのでした。


こういう時当事者というのは冷静でいられなくなってしまうものなのか、それとも私も歳を取って、あの時の母のように咄嗟の対応が出来なくなってしまったのか・・・どっちにしても落ち込みました。そしていずれにしても、注意と備えは必要だなとあらためて思ったのでした。




燃えちゃった箸の写真はもちろん撮ってはいないのですが、先日燃やしてしまったのはこちらの無印良品の竹箸。これ、本当に本当に使いやすくて我が家ではずっと愛用しています。件のキッチンツールには、常に5膳~7膳くらいの竹箸が挿さっていて、食事の支度にはおかずの種類ごとにどんどん出して使っています。滑りにくいので麺類を食べる時にも使ったりします。本当によく使うので、だからこそたくさん挿してあるのですが、それが良くなかったのかもしれません。




もちろんたくさんあるので、1本燃やしてしまったところで何も困らないのですが・・。
しばらくは、キッチンツール入れの竹箸を見るたびに、「はぁぁ」とため息をついて反省しそうです。


年末は何かと気忙しいです。
みなさんも注意してくださいね。




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