ちょっとご無沙汰してしまいました。
更新がないのに、たくさんの方がブログを見てくださって、本当に有り難いなと思います。励まされます。
実は母が転院後緊急手術が必要とのことで、先週から今週にかけて２度の手術を行いました。先生たちのお陰で手術は無事成功したのですが、高齢の母にとって短期間に2度の手術はかなり体に負担があったはずで、心配だし、可哀想だし、私と兄は見守り祈ることしか出来なくて、とても切ないです。
私自身は病院と実家と自宅を何度も行き来する日々が先月からずっと続いていて、さすがに疲れも出て来ました。
でも、私には決めていることがあって。
それは、「何があっても、楽しもう」って。
父が亡くなった時、いや、もっと前の病気だった時から、そんな時に楽しむのは不謹慎でいけないことだと自分を戒めていました。こんな時に楽しめない、楽しんじゃいけないと思って父が亡くなった年は飲み会にもほとんど行かなかったし、泣いてばかりいました。でもそれじゃいけなかった。元気な人は、日々を楽しまなくちゃいけなかった。それに気付いたのは、東日本大震災の時でした。私だけじゃない、きっと多くの人が気付いたと思います。元気な人が、動ける人が日々を楽しむ努力をしないと、前に進んでいかなければ、いつまでも何も動かない。笑わないと、いつまでも皆が笑えない。
夫の家族はそれが出来る人たちで、義母は義父が入院してもめそめそするのは一瞬で、「病院帰りに疲れたからビール飲んじゃった」とか「ストレス溜まったからテニスしたら楽しかったわよ」と明るく言える人です。悲しむのは、一瞬。すぐに歩き出して留まらない。だからだと思っていますが、夫の家族の奇跡は今まで何度も見て来ました。
福の神は、笑顔が好きなんだと思う。
暗い顔してたら、逃げていっちゃう。辛い時に笑顔でいるのって、結構大変なんですよ。疲れたって言って何もしないでいるほうが楽だったりする。でも、ずっとそれじゃいけないんだと思う。
病院から自宅に帰る時、暗い中見知らぬ土地でバスに揺られているとほんとに泣きたくなるけど、帰りの電車で好きな小説読んで、駅で大好きなシウマイ弁当買って、玄関開けたら「おかえりぃー」って子ども達の声がむかえてくれる。そしたら、よし！って。笑顔が出てきます。
笑っていれば、いいほうにいくと思うんです。
楽しいこといっぱい考えて。
母の庭の沈丁花と椿。病室の母に見せたら笑ってくれました。早く見たいな。花を買いに行きたいなって。
そうそう、そうやって楽しいことを考えて。
きっと「なーんか楽しそうだな」って、福がやってくる（笑）
笑ったもん勝ち。
楽しんだもん勝ちだよ。
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