やっちゃったー。
また夫に怒られてしまいました・・。
朝も夜も、茹でたり炒めたりを同時進行の
三口コンロ。急いで色々こなしたいから
ついつい火加減が強くなってしまい、
いつもいつもいつもいつもいつも夫に、
「火が強い!」と怒られます。
「うるさいなー。こっちは急いでんだよ。
自分の支度も出来てない忙しい朝、朝ご飯に
子ども達のお弁当にてんてこまいなのに
火加減にまで気ーつかってられるかっちゅーの。」
「んじゃ何かい?ゆで卵13分が15分になったら
その2分をどう取り戻してくれるんだい?」
・・と、言えるものならいいたいところをぐっと我慢。
そして「はい、すんません」と火を弱める私。
何故そんなに素直なのかというと、理由があります。
じゃーん(←いや、自慢できないから。)
わかります?
大事な大事な柳宗理のミルクパンの柄です。
可哀想にのー。こんなに溶けちゃって・・・。
ええ、犯人はワタクシでございます。
この鍋を使う度に反省してます。
夫のまるで姑のような「火加減強いわよ」攻撃にも、
ひたすら耐えるしかありません。
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ということで、前置きが長くなりましたが
柳宗理のミルクパンのお話です。
このミルクパンを初めて見た時、
「えぇ?こんなヘンな形の鍋なんて使いやすいの?」
と思いました。
この両サイドの広がり、カッコ悪いなーと。
なんかちょっと、耳っぽい?
しまうのとか、コンロの上で邪魔になりそう。
でも、使う人使う人から「もう手放せない」と聞いて
道具好きの私はちょっと使ってみたくなりました。
そして、ものは試しと使いはじめたのはもう10年前。
いや~、手放せないす(笑)
もうほんとに注ぎやすい!キレが良い!これにつきます!
これを使えばホットミルクもカフェオレも最後の一滴まで
きれいに注げます。
他の鍋のようにカップからはみでたりしないし、
お玉ですくってカップに入れる必要もありません。
これを買ってから、ミルクやスープはもちろん、
冷めてしまったコーヒーやお茶も、レンジじゃなくて
この鍋に入れて温めるようになりました。
飲み物以外にも、ソースを作ったり、
お湯を沸かしたりもします。
とにかくすっごく使いやすいんです。
最初はカッコ悪いと思っていたこの形にも、
今ではなんてカッコイイデザインなんだろう♪
とほれぼれする始末。
だからねー。
ほんと、柄をこんなふうに焦がして溶かして
怒られてちゃダメなんですって。
いくら「んじゃー、ちょっと早く終わるように
手伝ってよ!」と思ったとしてもね(笑)
皆さんも火加減には注意しましょう。