うちの近くにはお庭に柿の木がある
お家が結構あり、この時期ご近所から
たくさんの柿をいただきます。
子ども達はそうでもないのですが、
私も夫も柿好き。私は固めの柿が、夫は
熟した柿が好きなので私が食べはぐって
熟しすぎた柿を夫がキャッチ・・という流れが
なんとなく出来ていて(笑)、それなりに
食べ終えてしまいます。
ところが今年はすごかった。
一週間のうちに3回も柿が来て、
友達にあげてもまだ山盛りに残ってる。
柿って、熟すまでが早いんですよね。
気付くとぷよぷよ。少し汁気が出て
ぺたっとしていたりして。
こうなると、焦ります。
柿が猛ダッシュで追いかけてくるのを
どう迎え撃つか?
ジャムにすると、夫はパンを食べないし
子ども達も柿ジャムは敬遠しそう。
となると私が全部食べることになる。
干し柿には渋柿だし。
ジュースもちょっとなぁ・・。
と、柿から追いかけられること数日。
ふと覗いたフェイスブックで、友人が
美味しそうな写真をアップしているのを見ました。
レストランで撮ったデザートの写真。
「柿の赤ワイン煮」。こ・・これだ!
もちろん友人に聞いても作り方は
わからないので、出来上がりの味を想像し
材料を買ってきて、作ってみました。
■柿の赤ワイン煮
<材料>
・柿(少し熟したものを)3個~4個
・赤ワイン(安いので良い。)
・オレンジジュース(100%) 50CC
(オレンジのスライスならなお良いかも)
・シナモンパウダー 少々
・はちみつ おおさじ1
<作り方>
・柿の皮を剥き4~6等分し、除ける種は除く。
・鍋に柿を入れ、ひたひたに赤ワインを入れる。
・オレンジジュースを入れる。
・シナモンを入れる。
・はちみつを入れる。
・柿が赤く色づき、完熟柿位に柔らかくなるまで
アクを取りながら煮る。
完成。
柿はもともと甘いので、酸味を強く
させたいなと思い、オレンジジュースを
入れてみました。
写真にある丸いのはイチジクで、おまけです。
温かいうちに食べてみたら、その酸味の
お陰で、甘酸っぱい柿煮になっていて
すごく美味しく出来ました。
味はプルーンに似ています。
一晩冷蔵庫で冷やし、朝のヨーグルトに。
子ども達も、「えー。柿?」と言いながら
ペロリと平らげてくれました。
そして夜のデザートにはレンジで温めて
アイスクリームと一緒に。
んー。ウマい。
「柿に追いかけられる」なんて贅沢なこと
言ってますが、柿ってものすごく体によく、
免疫力や抵抗力を高めてくれるんだそうです。
「柿が赤くなると医者が青くなる」
とは、面白い例えですよね。
いただいた柿はすべて、私が住む地の
土で、住む地の気候でのびのびと
育った柿たち。
そんな自然からの美味しい恵みは、
余すことなく、大事に、大事に
食べたいものです。
その心がけが、体を強くすると信じて。
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