柿の干し芋風って・・。
なんじゃそりゃと思われそうですが(笑)
先日、柿に追いかけられてワイン煮を
作ったお話をしました。
ああこれで柿がなくなった・・とホッとしたのも
つかの間。またまた柿がやってきました!
といっても、今回は2つばかり。
しかも種なし柿です。
そのまま剥いて食べても全然
良かったのですが、せっかく(多分)
今シーズン最後の柿。何か工夫して
食べられないものか・・と考えました。
そこで作ってみました、
「柿の干し芋風」です!
<作り方>
1.柿(出来れば種なし)の皮をむく。
2.薄くスライスする(3ミリ位)
3.ざるに並べて、1週間天日で干す。
先日、八百屋さんに、スライスされた
干し柿が売られているのを見たんです。
干し柿というと、渋柿をむいて丸ごと
吊るして作られたものが一般的ですよね。
だからその斬新さにびっくりしました。
試食用に切られたものが置いてあったので
一枚つまんで食べたら、まるで干し芋!
まわりは乾いているのですが、中がしっとり。
一口サイズで食べやすいし、甘さもしっかり。
噛み心地とまったりした甘さが干し芋っぽく、
とっても美味しかったのです。
そんな時を狙ったように私のもとに柿が。
これは試してみるチャンス!と
トライしてみたのでした。
ところが、です。
熟した柿は、干し上がるまでなかなか
時間がかかります。
いつまで経っても水分たっぷりのスライスを
朝になったらひっくり返してベランダに出し、
日が暮れたら部屋にしまっての繰り返し。
まだか・・まだ干されないか。
もう丸3日だぞ?
今日もまだみずみずしいじゃないか。
どうしたことだ。
もしやこれは干しぶどうを作る日々の再来か?
ハマったか?私。
・・そうして干すこと1週間。
出来ました~!!
いやー、長かったよ(笑)
大きさは、3周りくらい小さくなった感じ。
一つ食べてみたら、味はお店で食べたものと
同じで、うん、美味しい!
よくよく味わえばやっぱり干し柿なのですが、
食感と優しい甘さは干し芋風。
あーでも、この優しい甘さは、お日様が作った
甘さなのかもしれないですね。
薄い分、お日様を存分に浴びられるから
この味が出るのかも。
お茶うけにぴったりで、コタツに入って
お茶を飲みながら、ちょびっとずつ食べるのに
良さそうです。
・・しかし。
追いかけてくる時にはちょっ早なのに、
干された途端にこのノロさは何なんだ。
柿にもてあそばれてるようじゃないか。
というより、マイペースに熟したり、
干されたりしてる柿を相手に、ひとりで
アタフタしてる図、と。
なにやってんだ、私(笑)
皆さんはマイペースに。
気が向いたらやってみてくださーい(笑)
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