幼い頃、シイタケが大嫌いでした。
何故嫌いだったかというと、小さい頃に
観たテレビで、ヒーローと戦う敵が、
きのこの妖怪だったからです。
その妖怪の持つシイタケを食べると、
首から上がシイタケのカサになるという
恐ろしい場面。登場人物の頭が、
次から次へとシイタケに変わり、
「おぇー。たすけてくれー」とか言いながら
町中をシイタケゾンビが歩きまわるという・・。
そんなの見た日にゃー、しいたけが
嫌いになるのも仕方ないと思いません?
今考えれば、あの番組でシイタケが
嫌いになった子どもがたくさんいたはず。
どうせなら、お菓子とかジュースとかの
妖怪にすりゃいいのに。飲んだら頭から
コーラが流れるとか、食べたら顔が
アイスになって溶けるとか。
タダでさえ嫌われ者の野菜にしなくても
よかったんじゃないだろうか。
(・・と、ウン十年前の子供番組にケチつける
母@昭和生まれ)
そんなわけで、シイタケ含めたキノコ嫌い
だった私ですが、母が上手に調理して
くれたおかげで、大人になるにつれ
いつの間にか好きになりました。
山育ちの母がお友達ととってきたキノコを
煮てみたり、炊いてみたり、自分でも
調理するように。
母を通じ、キノコにも色々な種類が
あるのだと知りました。
そうやってキノコを食べるようになると
キノコの形まで可愛いく思えてきます。
昔テレビでおどろおどろしく怖かった
カサの部分。これがなんとも可愛いと
思えてくるのだから不思議です。
で、先日遊びに行った小淵沢で、
見つけちゃったんです、これ。
HIGHTIDEさんの、「タッセルと刺繍」の
ブックマーカーです。
ページにはさんで使うタイプで、
約182mmまでの「文庫」「新書」サイズの
書籍に対応しています。
これが可愛いくって可愛いくって。
だって、ページをめくるたびにきのこが
ブラブラするんですよ。
しおりって、最初に挟まれているものを
そのまま使っていましたが、好きなものに
替えるだけでこんなに嬉しいものなんですね。
というわけで、食べるだけでなく、日々
きのこを持ち歩いている私です。
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ところでうちの息子もシイタケが嫌い。
どうにか食べてもらえないものかと、
「シイタケ食べないと、シイタケおばけが
出てくるよ!」
とよく脅すんですが・・
息子がキノコゾンビを想像して
青くなってるとこ見ると、
確実に逆効果だな(笑)
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