おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

まるこちゃんとよしこちゃんの会話

先日、休みの日に一人でランチをした時のこと。

 

お店はティータイムにかかっていて、

おしゃべりをしながら長居をするお客さんで

大変混みあっていました。

 

 

私が案内されたのは一人席だったのですが、

両サイドは女性2人組。どちらもお茶を飲みながら、

楽しそうにしゃべっています。

 

 

私は一人ランチでは本を読むと決めているので

運ばれてくるまで、食べ終えてからもずっと

本を読んでいたのですが、右側に座った

よしこちゃんとまるこちゃん(どちらも仮名)の

会話が、どうも耳に入って仕方ない。

 

私が座っている側のまるこちゃんの声が

とっても大きくて、気になってしまったのです。

 

 

聞いちゃいけない、聞いちゃいけない・・

そう思いつつ、気付けば耳をそばだてる私。

 

 

 

まるこ 「よしこちゃんはさー、いいよねぇ可愛くて。」

よしこ 「(またきたか、というふうに)んなことないよ。」

まるこ 「私なんてぜんぜんダメでさ。これじゃ結婚できないなぁ。」

よしこ 「(めんどくさそうに)そんなことないって。」

まるこ 「よしこちゃんは旦那さんも居てさ、子どもも居てさ、可愛いしさ。」

よしこ 「(もういいやというふうに)・・・」

まるこ 「なんかさー。このままでいいのかなって思うんだよね。」

よしこ 「(いいよいいよそのままで、と思いながら)・・・」

まるこ 「なんかさ・・ちょっと思い切ってやってみようかな」

よしこ 「(とりあえず同意しとこう、という感じで)そうだね、大丈夫だよ。」

まるこ 「そうかな、大丈夫だと思う?」

よしこ 「(ちょっと褒めようかなと思って)だってまるこちゃん・・」

まるこ 「(期待たっぷりに)ん??」

よしこ 「(えっと・・何褒めようと迷って)・・・大丈夫だと思うよ。」

まるこ 「えーだってさ、よしこちゃんは可愛いけどさ・・」

 

と、延々、

 

「よしこちゃんは可愛いが私はダメなのよ、

どう思うよしこちゃん。」で、

当のよしこちゃんはウンザリしながら

「大丈夫だよ」

 

が繰り返されていました・・。

(※注 会話中のカッコは私の想像です。)

 

 

まるこちゃんはきっと、

「まるこちゃんのが可愛いじゃん。結婚も

すぐだよ!」

 

なんて言葉を期待してたのでしょう。

 

一方のよしこちゃんはずっと同じ話を聞かされ、

あまりにウンザリしてそんな気もつかえず。

 

 

いっそ私が、

 

「まるこちゃん!まるこちゃんの、その『私って

可愛いでしょう?そうでしょう?』という感じが、

もしかしたらダメなのかもしれないわ。」

 

と、言ってやろうかと思いました・・。

 

 

 

あの2人、私が帰るときにもまったく

席を立つ様子がなかったですが、

ぐるぐると同じ話を繰り返していたんでしょうか。

 

 

 

まるこちゃんが何を思い切ろうとしていたのか。

 

よしこちゃんはまるこちゃんの褒めどころを

見つけることができたのか。

 

 

 

2人の会話のその後が気になります。

 

 

 

 

 

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