お彼岸の中日を過ぎた日曜日。
朝からお墓参りに行く予定だったのですが
青空とぽかぽか陽気に誘われ、
母と娘と私で、近くの土手まで
ちょっとだけお散歩に行こう
ということになりました。
土手まで歩いていくと、一面の菜の花。
風にゆらゆら黄色が揺れて、本当に
きれいです。
すると母、おもむろにビニール袋を
取り出したかと思うと、菜の花の中に
わさわさと入っていき、菜の花の
つぼみを根元からぱきぱきと
摘みはじめました。
なんて準備がいい(笑)
「でもさ、これ野生のだし、だいぶ
大きく伸びているけど、美味しいの?」
と聞くと、
「だいじょぶよー、美味しいわよ」
なんて言いながら、にこにこと
袋に菜の花を入れていきます。
私と娘は土手の上までのぼり
サイクリングロードをちょっと歩きました。
あ、ひばりが鳴いている。と
空を見上げると、ひばりのむこうに
グライダーが飛んでいるのが見えました。
お彼岸のこの時期は、亡くなった
方へ、思いが一番伝わりやすい
時期だと言われているそうです。
本当なら、朝の早いうちに
何より優先してお墓参りする
ものなのかもしれませんが、
こんなふうに、母と娘と気持ちよく
春を感じて空を見上げる時間は
父もきっと喜ばしく思っているに
違いない。
父の笑顔が見えるような、
そんな晴れ渡った空でした。
昼食は、母の作った菜の花の
お味噌汁に、おひたし。
母の言うとおり、
柔らかくって、美味しかった。
さ、行こうか、お墓参り。
じじに「春がきたよ」って
お話しにいこう。
もうすぐ、
4年生と2年生だよってね。
**トラコミュ作りました**。
台所しごとについての楽しい情報が集まると嬉しいな。
台所しごと |
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