
毎年11/3の文化の日は、子ども達が通う学童のバザーがあります。
区内の学童が協同で行うイベントで、リサイクルショップに模擬店、ダンスを披露する学童などもあり、地域の方々もたくさん来場します。親子で楽しむ文化祭、という感じで毎年盛り上がる学童の大きなイベントです。
私は毎年、当日朝まで「せっかくの休みなのに朝は早いし、立ち仕事だし、一日潰れちゃうし、ああ面倒」とぐだぐだ思うのですが、現地へ行き、エプロンを着けて模擬店に入り、キャベツを刻んだりポップコーンにフレーバーをふりかけるうちにノリノリになり、子ども達以上に楽しむのが常です(笑)。今年も元気いっぱいに「いらっしゃいませー」と声を張り上げ、他のお父さん・お母さん達とお祭りを楽しんできました。
このお祭りは基本的に親と子は別行動で、親はリサイクルショップと模擬店を、子ども達は自分達で作ったゲームコーナーや雑貨の売り歩きなどでお店屋さんを楽しみます。休憩の時にまわりのお店を見ていると、子ども達が「ストラップいかがですかー」「アクセサリーありまーす」などと20円~100円くらいの手作り雑貨を売りに来ます。売る時には指導員も一緒にまわり、金額やおつりを間違えないようにフォローします。子ども達も雑貨もどちらも本当に可愛らしく、その一生懸命さにも打たれてついつい買ってしまいます。今年も3つ、買っちゃいました!
手作り万華鏡
覗いて見た景色が、万華鏡のように見えます。
冒頭の写真は、みかんを覗いたもの(笑)人の顔を覗けば顔の万華鏡になります。

キーホルダー
ビーズをアイロンでくっつけたもの。色の組み合わせが絶妙!

まつぼっくりのクリスマスツリー
拾ったまつぼっくりに色付けして飾ったツリー。実はこのツリーが好きで、毎年どこかの学童の子ども達から買ってます。

雑貨はどれも学童保育の中で、子ども達が指導員と一緒に作ったものです。
子ども達が一生懸命作ったことが伝わってきます。
自分達の手で作ったものが、お金になって人の手に渡る。売上は大人の模擬店等の売上と合わせ学童の運営資金になりますが、その一部は子ども達が新しいおもちゃを買うお金にすることが出来ます。売るものも売上額も小さいけれど、「働く」「お金を得る」「お金を使う」という経験を、遊びながら学べるというのはよく考えられていると思うし、親がなかなかさせてあげられない経験です。売り歩く子ども達の顔、とっても生き生きしていました。
そして大人たちも頑張りました。お祭りも終盤、模擬店の商品が完売したときには、「お疲れ様でしたー!!」とみんなで拍手喝采。なんだか本当に、学生の頃の文化祭を思い出す心地よい疲れと達成感でした。
普段会社で働いていると、地域とのつながりは薄くなりがちです。こういったイベントがあると、ああやっぱり大人にも地域の人たちと一緒になって何かを作ったり、経験することって大切なんだなと思います。だって、ただ単に楽しい。みんなと一緒に汗かいて頑張って笑い合うことは、大人になっても学生の頃とおんなじように楽しいんです。
そしてそこに子ども達がいるなんて最高。そんなふうに楽しむ大人たちの姿は、子ども達から見ても、「大人って楽しそうだな」ってきっと映っていると思います。
終了後、打ち上げでのお父さん・お母さん達、みんないい顔してました。
先日誓った私の禁酒は、友達の「またまた、何言っちゃってんの」の一言で破られましたが(笑)こんな日はそれもよしかな。
このイベントが終わるといよいよ冬が来ます。
とっぷり日が暮れた道を子ども達と帰るとき、
空気がぴーんと冷たくて、なんだか気持ちよかったです。
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