遂に。遂に。遂に買ってしまいました!コンベクションオーブン。
パウンドケーキが膨らみ過ぎて、天辺を焦がしたこと数回。パンを焦がしたこと数知れず。それでも私はトースターでパンを焼き続けるのだと頑張ってきましたが・・ある時、タイマー部分が壊れました。「チーン!」と鳴ってタイマー部分も0になっているのに、電熱線が真っ赤なまま。少しひねって0に戻すと消えるのですが、そんなことが何度かあり、このまま使い続けるのは危ないということで、買い替えることにしたのです。
せっかく買うなら、簡単なオーブン機能がついていて、パウンドケーキを焼いても焦げない高さのあるものが欲しい。ついでにパンがふっくら焼けるようなのがあったら良いな。出来れば小さ目で、デザインのカッコいいものがいい。そんなワガママをかなえてくれるオーブントースター、見つかるわけないと思っていたのですが・・・ありました。ありましたよー。
これです!
公式HPにはこんな紹介がされています。
「パン屋さんの本格オーブン」
やわらかい熱を対流させて、食材を包み込むようにじっくり火を通すコンベクションオーブン。外はさっくり、中はしっとりのパン屋さんの美味しさを実現します。
※コンベクションとは、熱を対流させることで食材を包み込むように焼き上げる機能
これが、本当に小さくてサイズは幅405×奥行320×高さ200。大きさとしては世界最小クラスだそうです。もうまさに、私が求めていたものじゃないですか~。嬉しい。嬉しいっ。
台所におさまった様です。美しい。
今まで使っていたトーストもお餅もグラタンも問題なく焼けました。ついでにスーパーで買ったとんかつを焼いたら、衣がサックサクになってびっくりしました。そこでいよいよ、コンベクション機能をがっつり試してみたくなりました。
まずはじめにチャレンジしたのは。
「フォカッチャ」です!
■フォカッチャの作り方(デロンギさんHPより)
<材料>薄力粉100g、強力粉100g、グラニュー糖6g、塩4g、ドライイースト4g、オリーブオイル16mL、水110mL、黒こしょう少々、ローズマリー(生)少々
<作り方>
①黒こしょうとローズマリー以外の材料をボウルに入れて5分程こねる。
②①にラップをして常温で40分ねかせる。
③トレイにオリーブオイル(分量外)を塗り、②の生地をのばして均等な厚さにし、霧吹きで水をかけてラップをし30分ねかせる。
④生地の表面にオリーブオイル(分量外)を塗って指でへこみをつけ、刻んだローズマリーと黒こしょうをまぶして21度のオーブンで約10分焼く。
出来上がり!ふっくら~!
外側はカリっとしていますが、包丁を入れてみると中がもっちもち。これをオリーブオイル&塩で食べたのですが、ウマイったらもう。材料も作り方もすごくシンプルなので、パンがわりにこれは使えます。
で、もっちもちのフォカッチャを食べてて思い出しました。
先日雪が降った日のこと。
会社で仕事をしていたら、後輩(男)に言われたんですよ。
「なんか今日、顔が『もっちゃり』してますね。」って。
・・・なんだよ、もっちゃりって。むっとして聞き返しましたがその後輩、笑いを堪えることもなく「いやー、なんつーかこう。もちゃっとしてるっつーか、もう『もっちゃり』って感じ?わかんないかなー。はははっ。」
・・・ははは、じゃねーし。
いや、わかるよ。わかる。雪から雨にかわって地面がべちゃべちゃの中駅まで歩いて、電車は全然動かなくて通勤に倍以上の時間がかかって、疲れてもいたしなんかむくんでるなと思っちゃいたよ。つまりむくむくしてだらんとしてでろんとした感じだってんでしょ?(書いてて腹立ってきた(笑))
出来上がりのフォカッチャは、まさにそう、『もっちゃり』。
膨らんだ感じといい、広がって焼ける感じといい、食べたときのもちもちといい、『もっちゃり』感ハンパない。
後輩の言葉を思い出し、フォカッチャを齧りながら、なんか複雑な気分になったのでした・・。
ともあれ。
これからもっちゃりフォカッチャもパンもパウンドもいろーんなお菓子も、たくさん焼いちゃうんだから。
楽しみ、楽しみ!
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