おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

りんごのコンポートとりんごの皮むき

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紅玉が安かったので、コンポートを作りました。

紅玉をむき、皮と一緒に白ワインと、レモン汁とお砂糖&水にシナモンスティックを入れて煮込むだけ。

 

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出来上がりはピンク色に染まったりんごがきれいで、ちょっと春らしいおやつになりました。

  

ヨーグルトと一緒に。

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アイスクリームと一緒に。

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凍らせれば、美味しいシャーベットになります。

 

 

りんごといえば。子供たちは毎年夏のキャンプ前になると、学童でりんごや梨を使い皮むきの練習をします。

 

キャンプでは自分たちでカレーを作るので、そのための練習です。娘も息子もその時期になると私が台所で何かむこうとするたびに「やらせて!やらせて!」と飛んできます(笑)やらなければ上手にならないので、そんな時は怖々見守りながらやらせます。

 


ある時、りんごの皮をむこうとしていたら、娘が「やらせて!」とやってきました。「じゃあ、やってこごらん」と包丁を渡すと、娘は丸1個をヘタの部分からくるくるとむきはじめました。私はりんごはまず四つ割りにして芯を取ってから皮をむくタイプです。りんごは梨に比べて水分が少ないので、くるくるむきだと途中で切れてしまうのが嫌なのです。娘がむくりんごの皮も、ちょびっとむいてはちぎれ、またむいてはちぎれの繰り返しで、見ているほうがイライラしてしまいました。

 

そこで、「りんごはね、こうやってむくのよ」と、途中で四つ割にしてむいて見せました。すると娘は感心するどころか、何やら不服顏。最後まで自分でやりたかったのに、途中で包丁を奪われて自分と違うやり方を押し付けられて、ものすごく不愉快だったようでした。


その顔を見て、ああやっちゃったと反省しました。

そうなのです。子どもって、自分が覚えたことを試したい。それで成功して親に褒めてほしいのです。やり方が違って失敗しても、人のやり方を見て覚えるのです。親は子どもが間違えそうになると途中でどうしても手を出したくなってしまうのですが、子どもはそれを望んでいないんですよね。

 


その後も何度も皮むきはやらせましたが、なるべく口は出さず、危ない時だけ注意するようにしました。だいぶ上手になりました。

 

 

 

ところで、コンポートで何故りんごの皮むきの話を思い出したかというと、このコンポート、まるまる1個を半分にして煮るからです。そう。皮の剥き方の正解はくるくるむき。皮をむいてから、半分に切って芯を取ります。

 

ところが私、普段四つ割むきしかしないので、いざくるくるむきしたら下手なのなんの。皮、途中で切れる切れる(笑)

 

人間は、慣れている楽なほうばかり選んでいると成長しないものなのだ。

と、りんごの皮で人間の学びについて考えたりして。

 

 

・・コンポート、とっても美味しかったです。

 

 

 

 

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