夏のピーマン、太ってつやつやしていて水分も多く、甘くて美味しいですよね。子ども達はサラダに入っているような生のピーマンは好みませんが、炒めて調味するとたくさん食べてくれます。特に夏のピーマンは美味しいらしく、お肉などと炒めるとピーマンだけ拾って食べることも。
このレシピはピーマンとじゃこを炒めるだけという簡単さなのですが、お弁当のおかずやおにぎりの付け添えにぴったりなので、私は冷蔵庫にピーマンとじゃこがあるとよく作ります。調味料2つのシンプルなレシピなので、ピーマンの美味しい時期に是非作ってみてくださいね。
■ピーマンとじゃこの炒めたの
<材料>ピーマン3~4個、じゃこ大さじ1、ごま油大さじ1、酒小さじ1、しょう油小さじ1
<作り方>ピーマンを半分にした後短冊に切る。フライパンにごま油を熱してじゃこを炒め、ピーマンを加えてさっと炒めた後、酒と醤油で調味する。
出来上がり。お酒のつまみでもうまし。
ピーマンといえば、一人暮らしをしていた頃、半分に切ったピーマンの中から青虫が出てきたことがありました。外側からは穴も何も見当たらなかったので、「キャーっ」とものすごくびっくりしたのですが(大の虫嫌い)、放り投げたピーマンの中の元気な青虫をまじまじと眺めていたら、ふと「このままピーマンの中でこの青虫が育ったら、がじがじに食べられたピーマンの中で、そのままサナギになっちゃうことってあるのかもしれない」と思えてきました。
もしも。もしもサナギになって、ピーマンの中で羽化したら。そしてもし、食べられた隙間から羽だけ出たら。そしたらそのピーマンは飛ぶんだろうか。そう考えたら可笑しくて可笑しくて。一人の台所でぷぷぷと笑いがこみ上げてきたものです。
・・20代前半。空飛ぶピーマンを想像出来る私は若かった。今目の前でそんなこと言う20代女子がいたら、「んなわけねーだろ。あほか」と冷めた目で言う自信あり。いやあね。歳とるって。
そうそう。
炒めているのに使っているフライパンは、合羽橋の釜浅商店さんの鉄打ち出しフライパンです。最近になって鉄肌がかなりいい感じになってきました。これで炒めると、じゃこはカリッと、ピーマンも程よく焦げ目がついて美味しいのです。お手入れも慣れればテフロンよりずっとシンプルで、楽。おすすめです。
さあピーマン。ビタミンたっぷりですよ。
旬のうちにたくさん食べよう。
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