うちの子ども達、グレープフルーツが大好きです。半分に切って真ん中にちょっとお砂糖を盛って出すと、砂糖を表面にまぶし、ギザギザスプーンで実をほじくって食べ、残った果肉をお皿にぎゅっと絞って最後はジュースにして飲みます。どちらかといえば最後のジュースがメインで、見ているともったいない程果肉を残すので、「まだ実が残っているじゃない、もったいないよ!」なんてつい言いたくなってしまいます。
そんな私も、子どもの頃は同じようにしてグレープフルーツを食べていました。冷たいグレープフルーツの果汁が喉に入っていくのがたまらなく、絞りすぎて外皮の苦みまで一緒に絞ってしまった覚えがあります。
大人になった今は、グレープルフルーツを絞るのは専ら居酒屋で生グレープフルーツサワーを頼んだ時のみ(笑)それすらお店の人に「絞ってください」とお願いすることもしばしばで、面倒くさがりになったものだと、子ども達が楽しそうに絞っているのを見て思います。
みかんのように皮を剥いてグレープフルーツを食べるのは、実家の母から教わりました。
大人になってから、母がよく冷えたグレープフルーツの外皮を手で剥き、上手にポロンポロンと薄皮を剥いて実を取り出しては食べているのを見て、自分もやってみたのです。
薄皮がうまく取れないこともあるのですが、そんな時は歯で剥がしながら野性的に食べました。
そうしたら、グレープフルーツの見方が変わってしまう位美味しかった!グレープフルーツって、はっさくや甘夏なんかよりもずっとずっと水分が多いんですね。だから、丸ごと実を齧ると口の中に水分が一杯に広がって、口の中で生ジュースを作っているような感じです。
それまで、グレープフルーツには砂糖が付きもの、だからちょっとベタっとした果物という印象があったのですが、とんでもない。こんなにさっぱりとフレッシュな果物だったのかとびっくりしました。
暑い夏、冷蔵庫でよーーーーく冷やしたグレープフルーツは、是非この食べ方で食べてみてください。グレープフルーツのたっぷりの果汁が、すーっと体を冷やしてくれますよ。
ちなみに。以前ご紹介したグレープフルーツの寒天寄せも、おやつにおすすめです。丸ごと食べると結構お腹いっぱいになるので、半分は寒天寄せにしても良いかもしれません。
ということで勝手に決めちゃいますが。
夏のグレープフルーツの正しい食べ方は、「丸ごと」が正解!
いただきまーす!
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