先日おじいちゃんからもらった柿は、全部で15個程ありました。友達にもおすそ分けし、残りは夕食後に食べたり、お弁当に持って行ったりしながらせっせと食べていたのですが、さすがに食べるペースが熟すペースに追いつかなくなってきました。
柿は常温で置いておくとどんどん追熟していきます。私の夫はやわらかい、ぶよぶよの柿も好きらしいのですがそんなにたくさん食べないし、私は硬い柿が好きです。カゴに残る数個の柿のうち、既に1個はぶよぶよ。他の柿も最初より柔らかくなってきていて、さあどうしよう。1個も無駄にしたくないぞとちょっと焦ってきました。
そういえば。この間母に、息子が柿収穫の手伝いをしたと話した時、「柿はサラダにしても美味しいよ」と言っていました。柿と野菜?とどうにもピンと来なかったのですが、ものは試しです。冬になるとよく作る大根サラダになら合うかもしれない。和風のドレッシングなら合いそう。そういえば松の実が残っていたから入れてみようか・・と頭の中で色々組合せて想像し、作ってみました。
■大根と水菜と柿のサラダ
大根を千切り、水菜を3センチ位に切り、柿の千切りを混ぜて、仕上げに松の実を細かく切ったものを散らします。ドレッシングをかけていただきます。
ぱっと見はにんじんみたい。
食べてみるともっと甘いかなと思ったのですがそうでもなく、ほんのりした甘さでさっぱりと食べることが出来ます。うまい。
最後に散らすのは松の実だけではなくくるみやナッツでも美味しい。そしてこのサラダといえばこのドレッシング。
ピエトロです。
私のピエトロ歴は結構長く、フレンチやイタリアンなど他に浮気しても、結局いつの間にかピエトロに戻ってきてしまいます。特にこの大根サラダにはピエトロが合う。柿入りサラダも例外ではなく、ドレッシングのしょっぱさとほんのりした柿の甘さが本当によく合って、もりもり食べてしまいました。柿をあまり食べない子ども達も大根サラダは好きなので、スライスした柿も自然と食べてくれました。
そして今朝は、ぶよぶよ柿を食べてやりました。
ぶよぶよ柿をくずして種を除いてパンに塗り、クリームチーズと一緒にホットサンドにして食べます。
熱々、とろとろの柿がクリームチーズに合うこと合うこと。温かい柿がこんなに美味しいとはびっくりです。何の加工もいらず、ただ塗って焼くだけなので楽勝。ぶよぶよ柿にも勝ってやりました。
柿が終わったらいよいよ冬。
収穫を終え、ひとつ、ふたつ実を残し葉を落とした柿の木を見ると、急に寒々しく感じます。
こうして自然の恵みをしっかりいただいているから、きっと今年の冬も元気に乗り切れるはず!
皆さんも、風邪などひきませんように。
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