先日、研修で高田馬場に行きました。目的とする場所は駅から徒歩15分の早稲田通り沿いにあります。何度か行っているところで、バスで行く方法もあるのですが、毎回行くとよいお天気なので歩いています。
仕事で出張や研修などに行かせてもらう時、それが初めて行く場所だったりするとそうやってよく歩きます。仕事でもなければ一生通らなかったかもしれない道。バスでさっと通り過ぎてしまうのはもったいない。歩きながら街並みを眺めたり、お昼が近ければ早めに行って、ランチをしたりもします。
早稲田通りは学生が多いということもあって、ランチの安いお店がたくさんあります。早稲田松竹も雰囲気が良いし、おしゃれなカフェもあるし、通りを少し行くと古本屋がいくつもあって、ああ自分も学生時代こんなところに住みたかったなぁと歩きながらいつも思います。
先日の早稲田通りで、目的の場所の手前に古びた和菓子屋さんがあることに初めて気付きました。お店の前を通る時、ちょっと気になったのです。紺ののれんに書かれた「ぜんざい最中 いなほ製菓」。
ぜんざいと最中?気になってお店の中をちょっと覗くと、ウインドーの中には、丸く紙で包まれたぜんざい最中とみられる商品が、5個でいくら、10個でいくらと書かれて並べてあるだけ。どうやらぜんざい最中だけを売っているお店のようで、この「ぜんざい最中」がどういうものなのかどうにもこうにも気になってきました。研修の開始時間が迫っているので買う時間がなく、後ろ髪引かれながらも目的地に向かい、どうか帰りにもお店が開いていますようにと祈るような気持で2時間の研修を終えました。
そして駅までの道をまた歩いて行くと・・。
やった!開いていました。
「すみませーん」と声を掛け、ぜんざい最中、バラで1個150円を4つ買って、つぶれないようにカバンにも入れずに持って帰りました。
寒い、寒い日だったので、食後の甘いものはこのぜんざい最中と熱い緑茶。
ぜんざいを入れるような可愛らしいおわんが描かれた包を開くと、まあるいお月様みたいな最中が出てきました。
これを齧ると。
中から、小豆とお餅(ぎゅうひ)が!!
おいしいー!!!!
このいなほ製菓、見た目とても古そうな店構えなので、創業何年くらいなのかなと調べてみたのですが、はっきりしたことがわかりませんでした。ですがこのぜんざい最中、なんと全国菓子大博覧会で大賞を受賞しているそうです!わかるなー。だって美味しいもん。そして渋めのお茶に本当によく合う。
早稲田通りではこんなお店も気になりました。
カフェ ツバメ
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130504/13109464/
カフェ コットンクラブ
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13006166/
これだから、新しい町歩きは面白い。本当は帰りにのんびりお茶したり、お酒飲んだりしてみたい。楽しいだろうなぁ。
皆さんももし、早稲田通りを歩くことがあったら、通りを右左と眺めながら、お散歩楽しんでくださいね。そして是非一度、ぜんざい最中食べてみてください。
とってもとっても美味しかったです。
さて。ぜんざい最中を買ったこの日も寒い寒い日でしたが、今日も冷えますね。
冷え性で辛い、という話を会社の同期にしたら、アロマの資格を持つその同期がこんな入浴剤を作ってきてくれました。
岩塩は体をとても温めるそう。香りにもとっても癒されます。ありがたい。
今晩はこれで体を芯から温めよう。
皆さんも、風邪などひかれませんように!
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