お隣のおじいちゃんから、はっさくジャムのレシピが届きました!!
以前おしゃべりしていた時に、「はっさくジャムは、種以外全部使うんだよ。実を包んでいる袋皮も含めて全部な。」と聞いて驚き、これはちゃんとしたレシピを教えてもらわねばと思っていたのです。おじいちゃんが何度も見て作ったレシピは随分古いものに見えました。果汁らしき汚れも残ったままの(笑)、おじいちゃんの大事なジャムレシピ。はっさく6個と一緒に届きました。週末に、早速作ってみましたよ。
■おじいちゃんのはっさくジャムの作り方
<材料>
はっさく1キロ(中サイズ3個位)、砂糖はっさくの5~6割
<作り方>
①はっさくは皮の表面をタワシなどでこすって水洗いする。
②はっさくの皮は縦6~8つ割りにし、1ミリ位にうすく刻む。
大量のはっさくスライス。これがかなり大変・・。
③鍋に水を入れ、刻んだはっさくの皮を入れて20分位ゆでる。(皮が透明になるくらい)その後しばらく流水にさらして苦味をとる。
④実の袋皮をむき、果肉を取り出す。
この作業も大変!娘に手伝ってもらいました。
ぜーんぶ使います。
⑤袋皮は水洗いをして約15分くらい湯煮し、ザルにあげて粗熱がとれたら絞る。
袋皮も捨てちゃダメです。
⑥果肉をミキサーにかけて、果汁を作る。
⑦⑥の果汁に湯煮した袋皮を一緒に入れてミキサーにかける。
⑧③と⑦を鍋に入れ加熱し、砂糖を少しずつ入れて煮立てる。
⑨煮詰めたものが冷めたら、出来上がり。
これです、これ。このとろりとした軟らかいジャム。
正直、3個分の皮を1ミリのスライスにする作業では、指の皮がこすれて痛くなりました。実を出すときも指のひび切れに染みて痛かったし、ジューサー使うから洗い物も増えたし、つまり結構大変な作業でした。でも、出来上がりを見たら嬉しくって苦労も吹っ飛びました。おじいちゃんとおんなじように、おいしく出来ました。
小さなタッパーは、おじいちゃんへお味見用。
おじいちゃんには、お礼に焼いたパンに、一食分のジャムを添えて持っていきました。たくさん出来たのでひと瓶・・と思ったのですが、今年もおじいちゃんとこでもたくさん作ったと聞いていたので、お味見用に。
そして残りはお友達にひと瓶。実家の母もうまくジャムが出来ないと言っていたので、今度実家に帰るときにひと瓶持って行こうと思います。
残ったはっさくは全て皮をむき、半分は砂糖づけに。
残り半分は、お決まりの寒天寄せにしました。
寒天寄せは、残っていた杏仁豆腐のもとで杏仁豆腐を作り、その上にのせて、春らしいデザートにしました。
1月から続いたはっさく祭り(笑)でしたが、家にずっとあったはっさくがなくなってしまうと、なかなかに淋しい・・。
でも、たくさん出来たジャムで、今度はお菓子作りを楽しもうと思います。
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