以前このブログでもご紹介しました、桑原奈津子さんのパンと愛犬キップルの本、第3弾が出ました!
Amazonより---------
料理研究家の著者が、パン好きの愛犬キップルとともに(時に愛猫小鉄も登場! )、市販のパンを使って簡単にできるおやつパン、さらにはさまざまな絵本に描かれるパンの作り方をご紹介します。---------
この本の中では、市販のパンを使った簡単なおやつのレシピと、絵本の中に出て来るちょっと気合を入れて作るパンのレシピが、愛犬キップル(と、時々小鉄)の「食べたいよう」の写真とともに紹介されています。
デザートパンを買わなくても、ちょこっとの工夫でクロワッサンも食パンも、こんな美味しそうなおやつパンに変身するんですね。おやつにパンっていいかも。こんなおやつ作りたい。そう思える愛らしいパンと、そしてキップル(&小鉄)の写真集のような本です。おススメです。
この本の中にも出てきますが、桑原さんの愛犬キップルは保護犬だったそうです。
「まるい頭に大きな耳、アーモンド型のきれいな瞳をした子犬の写真を見た瞬間に一目惚れ」だったそう。桑原さんは保護犬や保護猫のことを知ってもらうために、ご自身の料理の写真とともに、キップルや小鉄の写真を撮り続けているのだそうです。
私は小学生の頃から15年くらい、実家でキップルのような白い雑種犬を飼っていました。母の友人が飼う犬が産んだ子で、私も母も一目惚れ(笑)「ロコ」というその名前は、母と一緒につけました。どうしようかと考えていたときに、同じ名前がぱっと浮かんだという不思議な経験をしています。今のように家の中で犬を飼うことが少ない時代で、飼っていたのは外の犬小屋でしたが、時々お風呂場で体を洗って乾かし、そのまま家の中に放して遊んだりもしました。
桑原さんのキップルはパンが好きなようですが、ロコもパンは好きで、牛乳に浸したパンをよく食べていました。番犬としてもよく働き、父の散歩に付き合ったり、雷が怖くて泣き叫んだり、時に悲しそうに遠吠えしたり、自分のしっぽを追いかけてぐるぐる回ったり・・愛らしい姿をたくさん見せてくれました。亡くなったのは、私の手の中でした。既に仕事を始めていた私はロコの具合が悪くなってから毎日会社にいても心配でならなかったのですが、私が家にいた週末、その時を待っていたかのように亡くなりました。
夫がアレルギー体質なのもあり、子ども達が飼いたいと言ってもうちでは犬も猫も飼うことが出来ないのですが、私はもうあんな辛い経験はしたくないと思う一方で、一緒に過ごした日々や、生き物を飼うということを子ども達に経験させてあげたいなという思いもあります。動物からは不思議なパワーをもらえます。たとえ飼うことが出来なくても、悲しい思いをする動物が少しでも減りますようにと願うし、子ども達にもそれは伝えていきたいなと思います。
そして、今日の朝ごはん。
キップルが愛おしそうに眺めている、きなこトーストを作ってみました。
キップルが欲しがるのもよくわかる、濃厚きなこたっぷりの、おいしいおいしいトーストが出来ました。
いただきます。
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