先月、鎌倉へ行ったときに寄ったロミ・コンフィチュールで、いがらしろみさんのレシピブックを買いました。
このレシピブック、お店で実際に売られているクッキーやジャムのレシピを惜しみなく載せているのですが、この中で私がどうしても作りたいクッキーがありました。
レモンクッキー。
これ、この本の写真のとおり、きれいなまんまるにアイシングがのったクッキーが、お店で売られていました。美味しそうだなぁと思いつつ、既に買った荷物の重さにだいぶやられていたので(しかもジャム3瓶買おうとしてました)、あきらめて帰り、帰宅後にレシピブックを見ながらいつ作ろうかなぁと楽しみにしていたのです。
そんな中、先週の日曜日のこと。例によって例のごとく「暇だから相手してー」とばかりに娘がすり寄ってきて、「ねぇ、何かしよう。何か作ろう」と誘ってきました。本当は私ひとりで完璧にあのお店のクッキーを再現しようと思ったのですが、いや意外と娘も上手に出来るかも?と思い、娘にやらせてみることにしました。
クッキー生地にはバターがたっぷり入ります。べたべた、こねこねして冷蔵庫で寝かせ、その間にアイシングを作ります。
レモンは生のものを買ってきて絞りました。粉糖とレモン汁を混ぜるだけなのですが、ぺろっとなめたらこれが美味しい!
型を抜いて、焼いてからアイシングを塗り、
塗ったあとに少し温めて出来上がりです。
お店のものとは似ても似つかない不格好なクッキーですが、それこそが愛らしい。アイシングが乾くのを待って、食べてみました。
美味しい~!
甘いクッキーにすっぱいアイシングってどうなんだろうと思いましたが、このバランスが絶妙でとっても美味しかったです。作った娘も、見ていた息子も(笑)、みんなで美味しくいただきました。
子どものお菓子作りはとにかく台所が粉粉のべたべたになりがちですが、量り終えた粉はすぐしまう、使い終わったボウルはすぐ流しへ、というふうに面倒がらずに片付けながらやると、被害は最小限で済みます(笑)そこは現場監督の母の指導が重要。
大きいのも、小さいのもいろいろ。
この中に、子ども達がクッキーを作ると必ず出来る顔が混じっています。どこにあるかわかりますか(笑)?そう。真ん中下の、アンパンマン。
小さい頃から、ホットケーキにチョコペンで絵を描くときも、オムライスの上にケチャップで何か描くときも・・いつも出来上がりはアンパンマンでした。
アンパンマンの顔って、平和で優しい気持ちになる。私も、大好き。
買って来て食べればべたべたにも粉粉にもならないし、時間をかけずに美味しいものが食べられるけど、「作る楽しみ」は何事にも替えがたい。こういう時間を生み出すために、普段頑張っているのだなぁとつくづく思います。鎌倉で買ってこれなくて良かった(笑)お陰で楽しい時間が過ごせました。
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