「勝間式 超ロジカル家事」勝間和代
Amazonより-----------------------------
「仕事を終えて子どもをむかえにいって、買い物して、夕食作りながら洗濯して…あっという間にまた深夜!」「やってもやっても終わらない…家事に追われていつも気持ちに余裕がない」「家事のすべてが超めんどう!」そんな、心も体もヘトヘトな働くお母さんたちを救済する、超時短&超効率的な家事のやり方がまるごとわかります!
「調理家電をフル活用」「下処理がラクな食材を選ぶ」「出汁はほったらかしの水出し」で、調理時間は実働5~10分に。「浴室は洗面器、椅子、ふたを断捨離」「掃除機はAI化。指一本で終わらす」「洗濯物はハンガーと平置きネットを超活用」で洗濯、掃除が劇的に時短に。・・・自身も3人の娘を育ててきたワーママである勝間和代が、仕事でつちかってきた超効率化、経済スペシャリストのスキルを全力投入して確立した、家事と家計を徹底的にラクにする方法をわかりやすく紹介します。
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昔から勝間和代さんの本は好きで、仕事に関するものを中心に色々読んできました。スパっと切るようなものの言い方、ロジカルでわかりやすい解説はとても頭に入りやすく、仕事やお金や働く女性について、勝間さんの本から色々学びました。その勝間さんが家事の本!一体どうやって家事をロジカルに解説してくれるのか。期待して読みはじめました。
中身は「料理編」「掃除&洗濯編」「収納編」「家計編」「ファッション編」「健康管理編」の6章に分かれており、それぞれのカテゴリでどうやって「時間」「心」「お金」に余裕を生み出すかが、数字を使って具体的に解説されています。勝間さんというと難しいことが書かれてるんじゃないかと思われがちですが、これがそんなことはなく、誰でもすぐに取組めることばかりで、本当にわかりやすいのです。
目からウロコというか、なるほどなぁと思ったのは、「電気調理」について。私は電子レンジを使うのがあまり好きではなく、「温めるなら、やっぱり火でしょう。電磁波も気になるし」と思っていました。でも、勝間さんが言うとおり、それを言うならトースターでパンを焼くのも、炊飯器でご飯を炊くのも、コーヒーメーカーでコーヒーをおとすのも同じように電磁波が気にならないとおかしい。電子レンジだけとやかく言うのは電磁波神話に侵されているようなものなのですね。美味しく出来て時間が短縮出来るなら、どんどん活用すれば良いのです。これは自分の思い込みに気付かされました。
料理編以外にも、道具を使っていかに部屋をきれいに保つかや、家事だけでなく、家事も仕事もこなしながらどうやって健康と美を保つかなど、働く女性、母親には参考になることが盛りだくさんです。本当に面白かった。
ただ、特に料理編で違うなと思ったのは、「時間がかかるからこの食材は買わない」「作らない」「使わない」と最初から決めてしまうのはつまらないな、ということです。家電をフル活用して自分の時間を生み出せるということは、働くお母さんには素晴らしいことだと思うし私も是非活用したいと思うけれど、あれが食べたい、これが食べたい、またはあれが作りたい、これも作りたいという脳みその欲望にもちゃんと応えないと、食べることそのものが機械的でつまらなくならないかなぁと。こればっかりは価値観の違いなので、一概には言えないですけどね。
いずれにしても、料理も掃除も、これまで頭でっかちに考えて取り入れようとしなかったのは、勿体なかったなと思いました。
ということで、最近夕飯の支度には電子レンジも活用しています。本当は、パンも焼けるオーブンレンジに買い替えたいなと思うのですが、まずは今ある家電を活用してみて、うまく取り入れられたら検討しようかなと。
昨晩作ったのは、ピーマンとじゃこの炒め物。
ピーマン・じゃこをごま油とお醤油とお砂糖とお酒で和えてレンジで4~5分。
チーンと鳴ったら混ぜて出来上がり。やわらかく、味が染みておいしい。
電子レンジ調理は簡単とはいえ、満足いく一品にするにはやっぱり加減が必要で、何度か作ってみないと慣れるまでいかなそうです。色々試行錯誤して、もう少しやってみたいと思います。
でもおかしいのは(笑)
こうして生み出した時間で私がやりたいことといったら、梅の仕込みやらっきょう漬けやパン作りなんですけどね(笑)
文明の利器を活用して家事して、出来た時間で昔ながらの手間暇かかる料理。
なんか、面白いですね。
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