先週の日曜日のお昼頃に電話が鳴り、出てみると義母からでした。
「今ね、三浦からの帰りなんだけど。スイカと野菜をもらってきたから。後で取りにおいで」
義父の実家は三浦にあり、きょうだい達は農家でした。今は代替わりしたり、農業をやめてしまったところもあるようですが、野菜は作り続けているようで、夏も冬もこうしてわが家にも美味しいおすそ分けがあります。夏のスイカはそれはもう本当に甘くて水分たっぷり。新鮮さもあるとは思いますが、このスイカを食べたらスーパーのスイカではもの足りなく感じます。そして、やってくるスイカはとにかく大きい!きっと義父母が「子ども達が喜ぶだろう」と大きなものを選んでくれるのだと思いますが、ラグビーボールをまるまると太らせたようなそのスイカは、普通のスイカの2倍くらいの大きさがあります。
その日、わが家にやってきたスイカは案の定、大きな大きなスイカでした。
わかりやすく、まな板に乗せてみます。
でかい。
半分に切っても冷蔵庫に入らないので、更に1/4に切り、両隣とお友達の家におすそ分けしました。
「初物!嬉しい。ありがとう」
「子ども達大好きなんです。ありがとうございます。」
「私大好きなの。嬉しいわ。」
美味しいものは、みんなで分け合って食べると、ひとり占めするよりずっと美味しいなと思います。そう、初物といえばわが家もスイカは今年初。
いざ、いただきます。
もう、甘くて、喉の渇きもあっという間になくなるほどのたっぷりとした水分。子ども達と一緒にたくさん食べました。夏はやっぱりスイカ。いいですね。
その日の夜、お隣のおばあちゃんが、スイカのお礼にと完熟したマンゴーを持ってきてくれました。
まったりと甘ーいマンゴー。冷たく冷やして、みんなでいただきました。
有り難い。とっても美味しかったです。
大きなスイカでふと思い出し、昔の写真を探してみました。
娘4歳、息子2歳の夏。
小さかった子ども達には、この大きなスイカはどんなふうに目に映ったんだろう。
毎年やってくるスイカ。子ども達の夏の思い出に、この大きな大きなスイカは、きっと残っていくんだろう。暑い夏の、甘い、優しい記憶として。
一昨日、蝉の抜け殻を見つけました。
もうすぐだな、と思ったら、今朝今年初めての蝉の声を聞きました。
夏本番、やってきますね。
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