きゅうりを家庭菜園で初めて育てたのは去年のこと。その簡単さと朝採れきゅうりのみずみずしさにはまり、今年も1本の苗からたくさんの自家製きゅうりを収穫し、食べることが出来ました。
当たり前のように食卓にのぼるきゅうりですが、実はきゅうりが加熱しても美味しいと知ったのは数年前のこと。今回のハレタルでは初めて作ったきゅうりのスープについて記事にしました。よかったら読んでみてくださいね。
実は、初めて自分できゅうりを加熱調理したのは数年前のスープなのですが、それよりも前に食べたことはありました。
子ども達がまだ赤ちゃんだった頃。息子と同じ歳の男の子がいるママ友達にお家に呼んでもらった時のことです。遊びに行く前から、「お昼ごちそうするね」と言われていました。その友達は帰国子女で小さい頃をマレーシアで過ごしていて、服のセンスとか考え方とかがとても個性的でした。そんな彼女が一体どんなランチを作ってくれるのかなとその日はとても楽しみにしていました。当日。出てきたのはチキンと野菜のエスニックカレー。ココナッツ風味のそのカレーに、炒めたきゅうりが入っていたのです。
きゅうりをカレーに!?とびっくりしたのですが、それがとても美味しかった。残さずいただきました。でも、あれは彼女だから出来るカレーできゅうりのアレンジであって、自分には出来ないなと思っていました。ところが数年前にあるレシピ本できゅうりのスープを見つけたのです。その時、「ああそういえばあの時の炒めたきゅうりは美味しかったな」と思い出しました。それが、きゅうりのスープを試そうと思ったきっかけでした。
今では同じ材料で炒め物もします。
食べ物って環境だから、あの時の彼女は小さい頃からそうやってきゅうりを食べていたのだと思います。私の子ども達は大人になったら、普通にきゅうりを加熱するのかもしれません。私の母はどうだろう。私がきゅうりのスープを作ったらやっぱりびっくりして、恐る恐る口に運ぶんだろうか。兄は食わず嫌いだから、口もつけないかもしれません。温かいきゅうり。今度母に作ってみようかな。
「家庭の味」って本当にそれぞれで、それぞれ当たり前が違う。材料も味付けも違う。そしてそのそれぞれが舌を作るのだと思うと不思議です。そしてすごいなぁと思う。
やっぱり料理って、面白い。
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