久しぶりにミューズリーパンを焼きました。
ミューズリーとは聞き慣れない方もいるかもしれませんが、シリアルの一種で、押し麦やナッツやドライフルーツなどが混ぜ合わさったものです。甘くないものを買い、牛乳や蜂蜜をかけたり、ヨーグルトにぱらぱらとかけたりしてよく食べます。これを焼きこむ固いパンは過去何度か作ったことがあります。時々、本当に無性に食べたくなることがあって、そんな時に焼くのです。
日曜日、子ども達は友達と遊ぶと出掛けてしまいました。朝からむくむくとミューズリーパンが食べたい気持ちがふくらんでいたので、暇な私は家にこもって、パン焼きに専念することにしました。
ごつごつとしたミューズリーパン。きれいに焼くことが出来ました。焼き上がりはいつもの場所で冷まします。
出来立て。ほかほか。
実は実は実は。少し前にオーブンレンジを買いました。ミューズリーパンも、新しいオーブンレンジで焼いたものです。
わが家では単機能の電子レンジと、デロンギのコンベクションオーブンをずっと愛用してきたのですが、私だけでなく娘もお菓子やパンを焼くことが増えたこと、小さなコンベクションオーブンでのそれらの調理は焦げたり、やけどの危険もあったので、電子レンジもコンベクションオーブンも知人に譲り、オーブンレンジを購入することにしたのです。
買ったのはこちら。
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パナソニック スチームオーブン 「Jコンセプト ビストロ」（26L） NE-JBS654-W 豊穣ホワイト
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オーブンレンジというと奥行も高さもあって「大きい」というイメージがありますが、このオーブンレンジはとてもコンパクトで、作業台は高さを変えただけで済みました。幅や奥行は以前の電子レンジと大差なく、圧迫感もまったくありません。娘は早速クッキーを焼いていました。私もパン焼きのほか、オーブンレンジならではの油を使わない揚げ物や焼き物など、時短調理を研究しています。オーブン機能ってこんなに便利だったんだなーと実感する日々です。
今となっては笑い話ですが、子ども達がまだ小さい頃の我が家には、「石窯パンが焼けるオーブンレンジ」がありました。パンを焼いたり、肉や魚も焼いたりして活用しようと結構ごっついのを買ったのですが、毎日忙しくてそんな余裕もなく、使うのはレンジ機能ばかりでした。そしてその「ごっついだけのほぼレンジ」は、ある日「バリッ」という音とともに電熱線が砕け散り、お亡くなりになりました。
何が起こったかというと、犯人は私です。凍らせていた離乳食をレンジで解凍していた時のこと。容器のフタをゆるめるのを忘れてそのまま温め、中のおかゆが爆発しました。すごい音におそるおそる扉を開けたら煙の奥にあらわれたのは、どろどろのおかゆまみれの庫内。そして吹っ飛んだフタで砕けた電熱線。いやもう何が何やら恐ろしすぎて（笑）慌てて扉を閉めました。私は何も見なかった。そう、私は何も悪くない。
・・と、なかったことにしようとしたって、もう一度扉を開けたらまあきれい！なんてことには当然なるはずもなく、その後は庫内のおかゆを拭きながら、ひたすら自己嫌悪に陥った私です。それ以来、「オーブンレンジのレンジ機能だけなのにそれすら使いこなせない女」というレッテルを自分自身に貼り、「私にはレンジだけで良いのだ」とずっとオーブンレンジから遠ざかっていました。
でも多分。今度こそオーブンレンジと仲良く出来る。
多分（笑）
生地もミューズリーもみちっと詰まったミューズリーパン。薄く切って、夕ごはんにシチューと一緒に美味しくいただきました。
オーブンレンジさん、ありがとう（笑）
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