先週、実家に帰った時に、母の庭の花の写真を撮りました。
イベリスに
オオデマリに
オキザリス
そしてマリーゴールドと
ブルーベリーです。
私はどちらかといえばグリーンと実がなる木が好きで、庭にあるのは主に常緑樹です。どんな植物があるかというと、葉が紅葉まで楽しめるカシワバアジサイ、形も色も美しくひゅーっと伸びた先に小さな花をつけるヒューケラ、
実をジャムに出来るラズベリー、なかなか実がならないレモンや、
料理に使える月桂樹やローズマリー、甘い実がなるヤマボウシ、
葉の形が好きなイチジク・・等など、変化を楽しめる(というか食べられる)植物が多く、ただの観賞用はあまりありません。
花は白や色の薄いものが多くて割と地味。実が食べられたり、ハーブを料理に使ったりするのが面白いのと、花も色々な色があるよりもグリーンに合う淡い色ばかりにしたほうが、こちゃこちゃした印象にならないし、目に心地よくて好きなのです。だから和の花も洋の花も入り混じった実家の母の庭は、見るたびに「統一感がないなぁ」と思う・・のですが、母の庭は不思議なことにとても落ち着きます。
写真を見ていただけるとわかるかなと思うのですが、母はやっぱり植物を育てるのが上手で、花を見ていると愛情をかけているのがわかるんですね。元気なのです。
例えば私だったら、「もう咲かないかな」とあきらめてしまうサボテンに何年後かに花を咲かせたり、古い植木鉢から出て来た芽を「何かしらこれ」と抜くことなく見守って育てたり、要するに庭の見た目とかではなく、一つ一つの花をとても大切にしているんですね。
こちゃこちゃとしていても母の庭の居心地が良いのは、昔からそうやって花を愛してきた母の庭に、自分も癒されながら育ってきたからなのかな、と思う。
翻ってこんな食いしん坊の私の庭。この庭で、子ども達が癒されてくれるだろうか?と考えたらちょっと自信なく(笑)
「なーんかいっつも葉っぱちぎってたよね」とか、「食べてたよね」みたいな記憶しか残らないかもしれないわと、緑茂ってきたわが庭を眺めながら思うのでした。まぁ、それでもいいんだけれど。それが私の庭だから。
そうそう。
庭を眺めていたら、クリスマスローズがきれいな緑に変わっていたので、切って兜の横に飾りました。
最初がこんなにピンク色だったのを見ると、まるで別の花のようですよね。
緑のクリスマスローズも初夏らしくて好きです。花を2回も楽しめるなんて、得した気分になりました。
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