横浜に住んでいながら、普段シウマイを食べることがあまりありません。
夫も子ども達もシウマイ好き。私ももともとは好き。何故あまり食べないかというと、一人暮らしをしていた頃、頂き物のシウマイで痛い思いをしたことがあるからです。
大きくて有名なシウマイをいただいたその夜、大喜びで直径4~5センチもあるシウマイを何個も食べた後、見事にお腹をやられました。それはもう身悶えするほどひどい状態で会社も休み、それ以来自分から進んでシウマイを食べることがなくなりました。
シウマイに罪はなく、要は私の食べ過ぎだったに違いないのです。それを証拠に、時々もらう崎陽軒のシウマイはやっぱり美味しい。そろそろ私の中のシウマイの封印を解こうかな。そう考えていた時、この本を読みました。
「おいしいってなんだろ?」伊藤まさこ
Amazonより----------
世にあるいろんなおいしいを
なるべくたくさん味わって死にたいもんだ。
疑うほどのバターの塊、早弁、つまみ食い、スケート場のカップラーメン、母が作るミートボール・イン・ミートソース……食い意地の張った私は朝から晩までおいしいものを食べていたい、そう思っている。ああ、おいしい。毎日そう言って、気分よく生き
ていきたい。そこでハタと立ち止まりました。おいしいって、いったいなんなんだろ?
時にだれかと語り合い、時にひとりで考える。そうして、いろんな「おいしい」が詰まった本が出来上がりました。
おいしいものは、きれい。
おいしいものは、美しい。
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この中に出て来る崎陽軒の工場見学での対談を読んで、素直に「ああ崎陽軒のシウマイが食べたいなぁ」と思ってしまった。私が住むところの駅では、駅ビルにも、駅を出たところにも崎陽軒のお店があって、会社帰りにはいつでもシウマイを買うことが出来ます。
頂き物以外で自分からシウマイを買うのは本当に久しぶりのこと。駅前のお店で「昔ながらのシウマイ」15個入り620円を買い、いそいそと家に帰りました。
そしていざ開封。
フタを開けると、端に入ったひょうちゃんのお腹に「シウマイ90th」の文字が!
調べてみると、崎陽軒は創業110周年、シウマイは誕生90周年なんですって。すごいなぁ。そしてよーく見ると、このお腹の90、0の丸の中がひょうちゃんの形になってるの!芸が細かい(笑)そして表情がなんとも可愛いですよね。
せいろにキャベツを敷いて、その上にシウマイをのせて5分蒸したら出来上がり。こうするとキャベツも一緒に美味しくいただけます。蒸しあがったシウマイはぷりぷりして本当に美味しかった!湯気のあがるシウマイにみんなの箸がどんどんのびてきて、15個はあっという間になくなりました。
私の中のシウマイ封印解けたり。
これから夕飯の献立に困ったら、崎陽軒に飛び込むことにしよう(笑)
フタを開けた時、今度はどんなひょうちゃんに会えるかな。
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