おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

Happy Delicious Meal!

大きくなったなぁと思ったのは、先日のこと。

 

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娘が部活で居ない日曜日のお昼、「テレビが見たいなら、こっちの席のほうがよく見えるからこっちに座ったら」と息子を娘の席に座らせた時のことでした。
ああそういえば、体の小さな息子にはまだ椅子が低いんだった。息子の席に敷いているクッションを移してあげたほうがいいかな。食べづらいかな。と、息子を見たら、クッションなしの娘の席でも普通に何の違和感もなく箸を口に運んでいたのです。

考えてみれば当たり前で、クッションを使いはじめたのは今の家に引っ越してからだから、もうまる6年経ちます。ということは息子が5歳だった時のこと。その息子がもう5年生になっているのに、なんとなくいつまでもクッションを外せずにいたのでした。

 

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「Happy Delicious Meal」と書かれたこのクッションはベルメゾンで買ったものです。厚みのあるほうと薄いほうとがボタンでつながっていて、身長に合わせて外して使うことが出来ます。でも結局これを外すことすらなく、ずーーーっとそのまま使っていたのでした。今やただの座布団代わり。見た目にもボロボロ(笑)本当によく使ったなぁと思います。

 

どこのお家でもそうかもしれないですが、一番下の子というのは家の中ではずっと一番下で、大人になるまでは身体的にも精神的にもやっぱり一番下で(特に男の子はそうなのかもしれません)、おもちゃとか持ち物とか、なんとなく「まだ必要かもしれない」「まだまだ小さいから」「使っているから」と、手放さずにいたりします。
でもふっと気付くと、まだ小さいと思っているのは親だけで、とっくにサイズが小さくなっている。下の子だって上の子と同じように大きくなっているのですよね。

そういえば体操着も「まだまだ着られる」と思ってたけどおへそが出てたし。
この間は自転車が小さく見えた。

 

彼はそういう文句を全然言わないんですよね。
子どもって、着るものや使っているものだけではなくて、親が「もう任せて大丈夫」と思ってあげないと、のびのびと大きくなれないかもしれないなぁ。


そんなことを思いながら、6年使ったクッションを「もういらないね。ありがとね」と気持ち良く捨てました。次の日から息子はすべすべとした木の椅子に黙って座り、何事もなかったようにご飯を食べています。

 

 

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ついこの間までこんなだったのにね。

 

大きくなったなぁ。

 

 

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