キッチンカウンターの上に、小さなお菓子を常備しています。いただきもののお土産や、中途半端に残ったキャンディ、時には手作りのクッキーなどなど、「ちょっと小腹が空いたな」という時につまんで食べることが出来る小さなお菓子です。夕飯前に「お腹空いたー、何かない？」と子ども達に聞かれるのはしょっちゅうです。そんな時、「一枚だけよ」とここから小さなクッキーやおせんべいをあげたり、自分も夕食作り前の腹ペコをおさめるのにつまんだりしています。
お菓子を入れておくのによく使うのは、このビン。骨董市で買った昔の薬ビンなのですが、私にとっては魔法のビン（笑）何故ならここに入れておくと、お菓子入れに置いてあってもなかなか手が出なかったお菓子や、箱に入れて出しておいても全然なくならなかったお菓子が、いつの間にかどんどんなくなっていくからです。
透明なガラスの見た目が美味しそうなのか？
きっちり閉められたフタが逆に食べたい気持ちにさせるのか？
それとももともと薬ビンだから、「食べねばならぬ」というオーラがビンから出ているのか？
ついつい手が出る、不思議なビンです。
実は先日、スーパーでこんなキャラメルを見つけたんです。「兵六餅」という、ボンタン飴の抹茶きなこバージョンみたいなお菓子なんですが。
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これね。
しぶいでしょう（笑）
ふたつ食べて、いつものこのビンが空いていたので何の気なしに入れたんです。さすがにこのパッケージ、子ども達は手が出ないだろうと思ってたんですが、何と２日くらいで見事になくなってました。
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このパッケージですよ？
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・・ふんどしで尻出しだよ？
・・尻だよ？（しつこい）
その時、あらためてこのビンの力を確信しましたね。手が吸い寄せられるんだなきっと。おそるべしビンだ・・。
そんなわけで、時々焼くクッキーも、このビンに入れることが多いです。手作りクッキーは余計なものを入れないので、市販のものほど賞味期限が長くありません。冷蔵庫に入れておけばもちますが、そうすると忘れ去られちゃうことも多いので、なるべく出しておいて早めに食べきるようにしています。
いやーでも、さすがにこれも１日で半量に、２日でほぼなくなるってすごくないですか？（笑）つーか、かーちゃんにも食わせろっ。
「一枚食べていい？」「これでおしまいにするからもう一枚」と頻繁にフタが開くのを眺めながら、これはやっぱり魔法のビンだと確信したのでした。
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