お弁当のための常備菜として、最近大学イモをよく作ります。
娘はさつまいもの甘煮とか、焼き芋なんかも全然食べないのですが大学イモだけは別でよく食べてくれます。甘いたれでからめた大学イモは私も大好きなので、ここのところ続けて作り置きしています。
先日、いつものように大学イモを作り置きしようとさつまいもを切って油を温めはじめたら、はちみつがないことに気付きました。もうさつまいもは切っちゃったし、油も出しちゃったし、今さら止めるなんて出来ない。だからといってはちみつがない大学イモなんて美味しいと思えないし・・うーんどうしようと思ったとき、先日北中マルシェで買ったレザーウッドのはちみつが目に入りました。
このはちみつ、お店のおじさんの熱い説明に惹かれて買ったものです。「レザーウッド」なんて花、聞いたことなくないですか?
レザーウッドはなんと世界中でタスマニア島にしか自生していない非常に希少な固有種で、蜜を出すまでには平均100年!もの歳月を要するそうです。無ろ過の生はちみつは非加熱で栄養素が豊富に含まれ、酵素・ビタミン・プロポリス等々・・腸内フローラを整えるグルコン酸は大豆や味噌の30倍だとか。マヌカハニーを超えるとも言われているはちみつだそうなのです。
特に優れているのは抗菌作用だそうで、ピロリ菌の撃退にも効果があると言われています。もちろんお値段は・・・もう忘れちゃったけど、高かった(笑)だから、ヨーグルトなんかにほんの少しずつ混ぜて大事に大事に食べようと思っていたのです。
これを・・・入れるか?
さつまいも1本分の大学イモに必要なはちみつは、大さじ2杯。大切に、ちょっとずつ食べようと思っていた高級はちみつ。そして温まる油と切ってしまったさつまいも。さあどうする。「油+さつまいも+買いに行く時間」VS「高級はちみつ」、勝負やいかに。
・・結局、入れました(笑)私の価値観なんてそんなもの。高級はちみつだから使わないという選択肢よりも、油とさつまいもと時間を無駄にしない、というほうが勝りました(笑)どうせお腹に入るんだ。たまにはいいじゃん、高級大学イモ!(笑)
出来上がった大学イモを一つ食べたら、これがまーいい香りがするったらない(笑)大学イモに似つかわしくない芳醇な香り。食べたら元気になれるかもね、とつやつやした大学イモを冷蔵庫にしまったのでした。
高いモノだって、使ってこそ。
だからって、もう大学イモには使わないけどね(笑)
翌日には、菜の花のはちみつを買ってきました(笑)
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