おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

夏の終わり、テニスと花火

上の娘は中学校に入学してからテニス部に入りました。テニス部の顧問の先生はテニスはもちろん勉強にも、礼儀にもとても厳しい先生で、おかしなことをすれば容赦なく部員たちを叱ります。

私は入部前の保護者への説明会に参加し、その先生にとても好感を持っているのでさほど心配はしていないのですが、これまで親以外から厳しく叱られたことのない娘には怒られるたびにショックを受けた様子を隠しきれず、家で部活の話をしながら怒ったり、泣くこともあります。でもこれもいい経験。家ではそんな娘の話をしっかり聞いて、精神面でサポート出来るように心がけています。

 

毎日「疲れたー」「休みたいー」「怒られたー」と愚痴る日々ですが、それでもやっぱりテニスが楽しいらしく実家に帰ったときは連日練習に付き合いました。広々した公園で娘と打ち合っていたら、自分の中学生の頃を思い出しました。やっぱり部活に夢中で、いつも真っ黒になって、同じ部活の友達とよく練習していたっけ。

自分が中学生の頃は自分の親も友達の親も子供たちの部活にあまり関心はなく、試合を見に来ることも練習を見に来ることもありませんでした。それが普通でした。今のように学校もオープンではなかったし、親が来ることが恥ずかしくもありました。

今は中学校でも、多分高校でも親は部活のサポートをします。日々のお弁当作りはもちろん、送り迎えや試合の応援。子どもに甘くなったといえばそうなのかもしれないけれど、そういえば私は父にも母にも、私が大好きなテニスをしているところを一度も見てもらえませんでした。すっかり忘れていたけど、それはちょっと淋しかったな。子ども達には、夢中になれることがあれば応援してあげたいし、私に出来ることがあるならしてあげたいなと思う。

 

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2人で打ち合っていたら、淋しくなった息子が「やらせてー」とやってきました。
少し前まで全然打てなかった娘が息子に教えているのを見て、子どもってすごいなぁ、どんどん吸収しちゃうんだなぁと感心しました。そのうちかーちゃんも負けちゃうね。

 

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とても暑い日でしたが、ふと見れば空が高くて、ツクツクボウシが鳴いていて、夏の終わりを感じました。

 


さて、私の住むところでは、毎年夏の終わりに花火が上がります。

娘は「塾の宿題があるから行かない」というので、今年は息子と夫と3人で高台に上がって花火を見ました。

 

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こうやって毎年見る花火も、子ども達の成長とともに一緒に見たり、見なかったり、変わっていくんだな。

 

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実家の母が毎年、「今度の〇日、この近くの〇〇で花火だよ」と私に伝えてくる時の気持ちが、今なんとなくわかります。「ああダメ、そこは帰れないよ。」ともう何年返事をしてきただろう。ごめんね、お母さん。

 

 

花火も終わり。

夏休みももうおしまい。


夏も、あとちょっとですね。

 

 

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