誕生日を迎え、47歳になりました。こうして字であらわすと「47」という数字はなかなかに重いのですが（笑）、それとは逆に誕生日というイベントそのものは年々自分の中で軽いものになってきたなと思います。何となく誕生日が重要なものではなくなってきたような。ただ淡々と自分の年齢を受け止める日になったなと感じます。
しかしそうか。47か。
夫がいつもの不二家で私の好きなショートケーキを買ってきてくれたのですが、店員さんに「ロウソクはどうしますか？」と聞かれ、「47歳だと太いのが4本に細いのが5本入りだからえっと…」と困られて、小さなケーキにそんなにロウソク立てたらそりゃ大変ですよねって苦笑いして、もらうのやめたそうです。おい。
いっそ47本立てて燃やせよ。ケーキ。
ボウボウ燃えるショートケーキを思い浮かべ、それはそれで面白いじゃないかと心の中でプッと笑った私でした。
誕生日のその日は朝早くから自由な時間をもらって一人で映画を観て、ランチをし、買い物をして帰ってきました。映画は「億男」。この映画、さらっと見てしまえば「人生、お金じゃない」というありきたりなテーマの映画に思えるのですが実はかなり深い。お金を持った人達がお金の本質をそれぞれのやり方で表現していますが、どれもお金の真実を突いていて面白かった。もっと続きが見たかったです。自分にとってのお金って何だ？とあらためて思いました。
誕生日が過ぎると、冬だなと思う。
近くの公園を散歩したら、晩秋の景色がそこにありました。
さあ47歳。
これからもやりたいことを楽しみながらどんどんやっていこうと思う。
ケーキボウボウ燃やすほどの熱さはないけどね（笑）
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