金柑とアールグレイのホーローバットケーキ

「紅茶がインフルエンザの予防になる。」
インフルエンザが流行していた時期、あちこちのテレビ番組でインフルエンザ予防の特集が組まれていましたが、ある日ふと見た番組で、女性医師だか研究者だかが「紅茶ポリフェノールがインフルエンザウイルスを無力化するんです」と紅茶のインフルエンザ予防効果について話していました。

わが家の家族の周囲でもインフルエンザが蔓延していて、「うちは誰も罹らないねー。どうしてだろうねー。」なんて話をしていたのですが、その番組を見て、「もしかして！」と思い当たったのが、毎朝飲んでいた紅茶でした。

わが家では、朝ごはんの時、ご飯のときは緑茶。パンのときはほうじ茶や麦茶、烏龍茶等を飲みます。去年の年末頃だったか、家にたくさんあった紅茶のティーパックを見て、そういえば子ども達もそろそろ飲めるかなぁと出してみたのがきっかけで、紅茶を飲むようになりました。

子ども達は最初好んで飲むというわけでもなく、出されたから仕方なく飲んでいるような感じでしたが、アールグレイ好きの私が「ああ美味しい。香りがいいなぁ」としみじみ味わう横でちびちびと、そのうち普通に飲むようになりました。最近好きで買っている成城石井のアールグレイティーが結構な量が入ったパックなので、「まぁ今日も紅茶でいいか」と毎日のように飲み、なんとなく習慣になって２袋目に突入してしばらくした頃、「インフルエンザに紅茶がいい」というその番組を見たのでした。

こういう情報って次々と出ては消えるものだし真偽のほどはわからないのですが、今のところ家族全員元気なので、「効いている」ことにしています（笑）。そして、紅茶といえば去年作った金柑のコンポートにアールグレイの茶葉を入れていたのだと思い出し、金柑と紅茶なんてもしかして最強コンビなんじゃないか？と、残っていたひと瓶を使って金柑とアールグレイのホーローバットケーキを作ることにしたのです。（前置き長っ（笑））

ホーローバットケーキの生地は、バナナやぶどうで作ったものと同じ。金柑が甘いので砂糖だけ少し少な目にして、のせる果物を金柑に変えるだけです。今回は冷蔵庫に余っていたクリームチーズも入れました。