やってしまいました。まだ期限内、まだ大丈夫。そう思いながら棚の中にしまっておいた大切な大切な海苔。大田区にある海苔問屋「田庄」さんの焼き海苔が、気付けば賞味期限を１か月程過ぎ、袋の外側から触ってみるとすっかりシケシケになっていました・・・。残り２帖もあったのに、どちらの海苔も期限切れのシケシケ。試しに切って火であぶってみたら、パリッとはするものの縮んでしまってあまり美味しくないのです。かといって捨てるに忍びないし・・どうしようと迷った末、佃煮にすることにしました。
海苔の佃煮は以前も作ったことがあります。その時田庄の海苔だったかどうか・・は覚えていないのですが、手作りの海苔の佃煮ってこんなに美味しいんだ！と感動した覚えがありました。大好きな田庄の海苔なら、間違いなく美味しい佃煮が出来るはず。レシピを思い出し、時々味見をして好みに味を調えながら仕上げました。
作り方は簡単で、海苔１帖を濡らしたキッチンペーパー等でふやけさせ、鍋にしょう油70～80ミリリットル、砂糖大さじ1と1/2、みりん大さじ１、米あめ大さじ1と一緒に入れて煮詰めるだけ。
わが家は甘めが好きなので、これに砂糖をちょっとずつ加えてその時の好みの味に仕上げます。
出来上がりはしょう油がキツく感じますが、時間が立つとまろやかになるので大丈夫です。
海苔の佃煮、わが家では夫が大好物で海産物の美味しいところに旅行に行くと大抵お土産で買うし、そうでなくても普段から「ごはんですよ」を常備しています。手作りの佃煮、味の評価はそんな夫にしてもらうのが一番（笑）早速出来立てを食べてもらうと、「ウマい！！！」とかなりな高評価でした。良かった～。
海苔の佃煮は、ご飯のお供にするのはもちろん、娘は納豆に入れたり、私はアボカドにかけて食べたりします。食べてみると確かに市販のものとは海苔の香りが違う！しかも大好きな田庄の海苔です。瓶詰にしたもののほかすぐに食べる用に小皿に取り分けておいたのですが、あっという間になくなりました。余計なものが入っていないので賞味期限は短いですが、この分なら、すぐに最後のひと袋を使って追加で佃煮を作ってもよさそう。
シケシケの海苔を見つけた時はため息が出ましたが、なんとか食べきることが出来そうです。あーよかった。
でも、本当はそのまま食べるのが一番なので、買い置きもいいけど次からは気を付けなくちゃ、とちょっぴり反省したのでした。
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