いちごひとパック198円。小ぶりのいちごですが、私がよく行くスーパーでは底値です。
先日いつものいちごコーナーでこのパックを見つけ、よーし、この時を待っていたのよと2パックを手に取り、家に帰ってコンロにルクルーゼの鍋を出し、夕暮れ時の台所でコトコト煮はじめました。
わが家では季節ごとに色々なジャムを作ります。最初の頃は砂糖を入れ過ぎたり煮過ぎたりして、どんな果物を使っても固くて砂糖の味がきついジャムばかり出来ていました。そのうちお隣のおばあちゃんに作り方を教わったり、色々に分量を変えてみたりしながらアレンジし、最近ではどれも砂糖が少なく果物の形が残るコンポートのようなジャムが出来るようになりました。
例えばいちごのジャムだったら、マーガリンの上にいちごの粒をごろっと落とし、シロップを少したらしていちごを崩してジャムのようにして食べます。シロップと数粒を炭酸に入れていちごジュースにしたり、いちごの粒だけお菓子作りに活用したり、シロップもいちごの粒もたっぷりと入れてヨーグルトと一緒に食べることもあります。
いちご以外の果物でも同じで、これから楽しみなアメリカンチェリーも、ラフランスも、ぶどうも・・みんな砂糖少な目で形を残して煮るようになりました。すぐに煮くずれるプラムやミキサーにかけるはっさく等は別ですが、どれもごろっとした果物のフレッシュさが楽しめるジャムです。考えてみれば家で食べるのだし、何か月も長持ちさせようというつもりがないのだったら自分の好みの甘さと固さとフレッシュさで好きなように作ればいいのです。
いちご底値198円。小さないちごを洗って拭いてヘタを取るのは結構面倒なのですが、毎年のジャム作りを終えたらようやく「今シーズンのいちごを終えた」気分になりました。
さて。
私の咳は少し良くなってきたものの、先日また病院で診てもらった際先生に「最初の辛さが『10』だったとして、今どのくらい？」と聞かれ「・・・『7』です」と答えて苦笑いされてる状態。咳ごときで仕事休めないのでマスクしながら会社に行っていますが、タイミング悪く今喋らなければならない仕事が多くて辛いのです。
仕方がないので、「あーん辛いよー」という気持ちを理由に、先日は外出先で飛びっきり甘くて飛びっきりカロリー高くて飛びっきり楽しいランチを食べました。こうして甘やかしておかないと、気持ちが持たないのだ。仕方ない、仕方ない（笑）
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