少し前から、お酒をあまり飲まなくなりました。もともとそう強いほうではなかったのですが、40歳を過ぎたあたりから本当に弱くなって、会社の飲み会の後貧血起こしてホームで動けなくなりました。しゃがみ込んで水をちびちび飲みながら何本も電車を見送り、最終の1本前にようやく乗車してどうにか最寄駅にたどり着き、「こりゃ酒本当にダメだわ」とその時思い知りました。
お酒が弱くすぐ赤くなる人は「アセトアルデヒド」の分解酵素が遺伝的に人より少ないらしく、それはどんなに飲んでも増える＝強くなることはないそうです。そういえば兄も何年か前からめっきり飲まなくなったし、母も若い頃は飲んでましたが今では一口飲んだだけで酔っ払うそうだし、どうやら私も同じ道を辿っています。冬の鍋や夏の焼肉、お正月なんかには夫と分け合ってビール1本くらいは飲みますが、若い頃のように生ビール駆けつけ３杯やらワインボトル一人で半分やら（すげー飲んでたな。。）、そんなことは出来なくなりました。
でも、夏の暑い日、食事の前、乾いた喉に冷たいビール。その至福の瞬間を体を頭は覚えていて、夏になると無性に飲みたくなります。もちろん料理に合わせて飲むこともありますが、普段の食事の時にはこれ。これです！
タンサン、です（笑）
味なし、いわゆるただの炭酸（笑）ですが、これがいいんです。そのままだとさすがにパチパチとキツいので氷を入れて飲むのですが、こののど越しがビールっぽい！味も匂いもないから料理の味を邪魔しないし、冷たく喉を潤してくれるので、食欲もわいてきます。これいーい！
そうやってビールがわりに炭酸を飲むようになってだいぶ経ちますが、ふと気付くと昔はお酒のコーナーに割る為用に置いてあるのみだった炭酸が、最近は天然水のものやフレーバー付きのものなど色々増えてきました。みんな、炭酸の良さに今頃気付いたか。はっはっは・・と流行を先取りしたような気分に勝手になってます。
私が食事をしながら炭酸を飲んでいるので、いつの間にか子ども達も飲むようになりました。子ども達は梅シロップを入れたり、リンゴ酢を入れたりして飲むこともあります。でも基本はそのまま。私はビールからの炭酸という順番でしたが、こののど越しが癖になって、子ども達は酒飲みになったりしてー・・とちょっとだけ心配しています（笑）
そうそう、そういえば先日。
元部長で、今は定年再雇用になっている先輩とお酒の話になった時、「お酒が弱い人は『ホルムアルデヒド』がたまるんだってな」と言われて（いや、それシックハウス症候群のやつだから。正しくは「アセトアルデヒド」だから）と訂正しようと思ったけどあんまり自信満々の口ぶりだったから出来ず、「そう、それです。ホルムアルデヒド」。と同意してしまった自分にすごく気持ちが悪かったことを思い出しました。。まぁ、いいか。
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