少し前に、トウガラシを収穫しました。
「ベトナム唐辛子」。旨みがあって、美味しいらしい。以前鷹の爪を育てて収穫したらしばらく料理で使えて重宝したので、この夏も育てようと苗を買って育てたのでした。何故ベトナム唐辛子か、というと、以前育てた鷹の爪はたくさん収穫出来たものの辛みがいまいちで、ちょっと物足りなかったから。今回はしっかり辛いベトナム唐辛子を買って、また料理に使おうと思ったのです。
ベトナム唐辛子は本来長さ4センチくらいになるようなのですが、たくさん収穫出来たもののサイズはちんまり。花がたくさんついていたので欲張ってそのままにしていましたが、もしかしたら摘芯したほうが良かったのかもしれません。まぁでも、一度に使うサイズとしてはちょうどいいか・・とそんなことを思いつつ、赤くなった実をどんどん収穫していきました。
このザルにあるものが収穫第1号。まだ青い実もあるので、この倍くらいは取れそうです。乾燥して、冷蔵庫で保存します。しばらく鷹の爪は買わなくても良さそう。使うのが楽しみです。
実は唐辛子というと、情けない思い出があって。
幼稚園か小学校低学年くらいの頃。友達と空き地で遊んでいたら、ボールが空き地ぞいにあるアパートの庭に入り込んでしまったことがありました。そーっと庭に入っていき、ボールを拾ってふと見ると、庭に置いてある鉢植えにたくさんの赤い実を付けた植物を見つけました。
好奇心旺盛だった私。この赤い実は何なのだろうと気になってプランターに近付き、その実を手で触ってみました。花じゃないし、食べ物かな?甘いのかな?なんだろう、なんだろうと触っているうち実が潰れてしまい、「いけない!」と焦った私はそのまま逃げるように庭を出て友達のところに戻りました。
・・と、ここまではよくある話。
友達のところに戻り、赤い実のことも、それを潰したこともすっかり忘れて、遊びはじめた私。その後ふとやってしまった小さい頃のいけない癖が、私の顔を苦痛に歪めることになりました。さて私は何をしたでしょう。
赤い実を潰した指で、鼻をほじりました。。
いやもうね、激痛なんてもんじゃない(笑)確かめる術はないですが、今思えばあれは間違いなく唐辛子だった。幼い子どもの鼻に唐辛子ですよ。鼻つってもほじってるわけで、鼻先どころか奥のほうまで指入っちゃってるわけで、そりゃもう目から火を吹くくらいの猛烈な痛みなわけです(笑)あまりに痛くて大泣きする私に友達はびっくりし、でも「どうしたの?」と聞かれても、赤い実を潰したことも、鼻をほじったことも言えるわけがない。「勝手に人の家の植木いじって!」と怒られるのが怖くて親にも言えず、家に帰ってからもただひたすら鼻が痛く、情けなく、えんえんと泣き続けたのでした。
思い出すだけで鼻のひりひりまで蘇る。いやあれはまじで拷問のようだった。。まぁ自業自得ですが(笑)
はー、今思い出しても情けない(笑)
そんな幼い頃の苦い思い出があるので、唐辛子は料理には使いますが、触った後はやり過ぎってくらい手を洗います。(いや、鼻はもうほじらないけれども。)
実はベトナム唐辛子収穫後、ちゃんと辛いかな?と気になって、でもそのまま齧るのはあの記憶が蘇って怖く、娘に「ちょっと齧ってみて」とお願いしました。娘、辛さのあまりすごい顏してた(笑)いやー、怖いよねぇ、唐辛子。娘には、「触ったあとは鼻ほじっちゃダメなんだよ」と注意しておきましたが、「ほじるかっ」と怒られました(笑)
唐辛子、今度はちゃんと辛くて良かった(笑)
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