おいしい台所

ほどほど家事で、おいしい暮らしを。きょうも台所にいます。

柿食えば。と、デザートピック

あちこちの柿が色付いて、秋も深まってきました。もう過ぎてしまいましたが、10月26日は「柿の日」。 1895年のこの日、正岡子規が有名な「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 」の句を詠んだことに由来するそうです。正岡子規が柿を食べた1895年からは暑さや寒さもだいぶ違うだろうと想像しますが、今も柿の日の頃にはどこの家の柿もちゃんと食べ頃を迎えています。花も果物も自分が結実する時期を知っている。不思議ですね。



柿の日が過ぎたその週末に、お隣のおばあちゃんが「家のと、近所からいただいた柿だよ。」と、いくつかの柿を持ってきてくれました。柿はたくさんなる年とならない年がほぼ隔年であるそうです。周囲には柿の木があるお家がたくさんあって、たくさんなる年は有難いことにお裾分けもたくさんいただきます。柿は収穫するとすぐに柔らかくなり、3日程でぷよぷよしてきます。熟々とした柿を好んで食べる人もいますが、私はシャキシャキした食感が好きなので、買ったりもらったりすると「急いで食べなきゃ!」と焦ってしまう(笑)調べてみたら、ヘタを湿らせると熟すのを遅らせることが出来るそう。おやつやお弁当のデザートにせっせと食べていましたが、次に買ったりもらったりしたらやってみよう。




さて、柿に使っているこのピック。可愛くないですか?
色はピンクと緑と白の3色。わが家には全部で5本のピックがありますが、実は全部で10本です。夏だったか、実家にあったこのピックに一目惚れし、母に頼んで半分もらってきました。何の変哲もないただのデザートピックですが、この色味と持ち手の感じがとても好き。聞けば、母も友達からのもらいものだそうで、昭和の昔のものらしい。なるほどー、レトロ感漂ってますよね。



以降、梨を食べたり、りんごを食べたり、オレンジを食べたりと、主に果物を食べる時に使っています。

無ければないでフォークを使えばいいだけの話なのですが、「この食べ物にはこれじゃないとダメ」なカトラリーってありますよね。

私の夫は、カレーやチャーハンには必ずスッカラ(韓国スプーン)を使うし、息子は卵かけご飯をする時には、柳宗理のティースプーンを必ず使います。どちらもれんげや普通のスプーンがあるのに、面白いなと思う。


というわけで、「柿食えば、まぁモノが増えちゃって仕方ない時もあるよね」という話?でした(笑)



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