ゴールデンウィーク中、終わって以降も、雨以外のほぼ毎日子ども達と朝ウォーキングをしています。
それまでも私が在宅勤務の時は、家に居る子ども達に縄跳びをやらせたり、買い物に付き合わせたりして運動不足にならないように気をつけていましたが、学校開始に向けて早寝早起きの習慣を取り戻したかったのと、何より子ども達に5月の新緑と爽やかな風の気持ちよさを感じて欲しくて、ゴールデンウィークが始まって早々に「朝、歩かない？」と提案したのです。
朝7時頃に出発し、近くの大きな公園をまわって帰るルートと、川沿いから商店街を抜けて帰るルート。どちらも途中でコンビニに寄り、水を飲みながら歩きます。かかる時間はおよそ1時間くらいで、歩数は5500歩くらい。途中長い坂や階段もありますが、朝食前には丁度いい運動量だと思います。
これを始めて良かったなと思うのは、子ども達と会話が出来ること。学校のことや友達のこと、ゲームのこと、ニュースやコロナウイルス についても色々話しました。
考えてみれば夫も私も仕事をしていれば複数の人と話したり、打ち合わせしたりして家族以外の人と話をします。買い物に行けば友達と会って立ち話もします。でも子ども達は違います。今はほぼ家が全て。会話も家族以外とはほとんどしないんですよね。
たくさん歩いて、たくさん話して帰ってくると、だから子ども達も私もとてもすっきりしています。お腹も空いていて、商店街のパン屋で焼きたてパンを買ってくるとたちまち食べ終えてしまうくらい。そして、その後の一日が長いこと。とても得した気分です。
子ども達は2人とも中学生。親離れが進む時期、思春期でもあります。普通だったらこんな風に一緒に過ごすことなんてなかったかもしれない。こんなに色々な話をする時間も、なかったかも。この先を考えても、子ども達とのこんな時間が取れることはもうないかもしれない。
そう考えたら、今のこの時間は後になって思い出した時、宝物のように忘れられないものになっている気がします。きれいごとだけではない、心配もイライラすることもたくさんあるけれど、それも含めて懐かしく思い出す温かな時間になっていると思うのです。
学校や会社がいつ同じように始まるのか、もしかしたら全然違う形になるのか今はまだわかりません。
始まった時、家族にも自分にも向き合って、ゆっくりと過ごすことが出来たこの時間が、みんなにとってプラスになっていることを、今は願うばかりです。
きっと、皆さまにとっても。
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