自分でパンを焼くようになって、パン作りに絶対必要なもの、そうでもないもの、入れると美味しいものなどがわかるようになりました。例えば強力粉だけじゃなく、薄力粉や米粉や全粒粉を入れても(混ぜても)美味しく出来るし、バターじゃなくオリーブオイルでもさっぱりしたパンが出来るし、卵や牛乳を入れるとまた味も風味も食感も違ったパンが出来る。パンは思ったよりも自由度が高く、粉と水のバランスさえ間違えなければ、あとは色々なものを混ぜたり入れたりして楽しむことが出来るものだとわかりました。でも、絶対に忘れてはならないもの。それが、イーストです。
イーストとは、自然界にある色々な菌のうち、最もパンに適したものを培養したもので、つまり生き物。このイーストがないとパンは膨らみません。そしてこのイーストは生き物なので、気温や時間によって膨らみ方が違うし、きちんと一定の時間をかけないと膨らまない。だから私も数々の失敗を重ねてきました・・・(あんな失敗もこんな失敗も(笑)膨らむのが待ちきれないのさっ)
ところでところで。
この「イースト」とよく似た言葉。「イーストフード」って知ってますか?
なんか「イースト」ってついてるからイーストの仲間って感じがしますよね。
ところが全然違うんですよー。
ウィキペディアより-----
イーストフードとは、イーストを活性化させるためにパン類に使用する食品添加物のうち、食品衛生法において「イーストフード」の一括名称での表示が認められたものをいう。通常、2~5種類程度をビタミンCなどの酸化防止剤や酵素剤とともに添加する。
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ウィキには、15種類位の添加物がずらっと並んでいます。つまりイーストフードとは、これらの添加物を組み合わせてイーストと同じ働きをさせる化学物質のことなんですね。
そしてこのイーストフード、スーパー等で売られているパンに、たくさん使われているのを知っていますか?ラベルを見るとちょっとびっくりすると思います。私は先日、パン屋さんの食パン表示を見たらそこにも書かれていて驚きました。パン屋さんのパンだからと安心して良いわけではないのですね。
私は添加物に詳しいわけではないですが、添加物の中には体に悪いものがたくさんあるのはわかります。すべてを排除するのは不可能だけれど、体に入れるのは少量にしたい。それにもしかしたら体に悪くはないのかもしれないけれど、良いのか悪いのかわからないまま食べるのも気持ち悪い。だって、一口に「イーストフード」って書かれてたら、何が入っているかわからないよね?
私も子ども達もパン大好きなんです。朝ごはんは基本パン。焼いたトーストにたっぷりのバターとジャム。時にはたまごサンド。たまに禁断の砂糖パン。食パンだけであれこれと頭に浮かびます。かといって、添加物が怖いから毎日パンを焼くのも大変(つーか、無理。)
そこで、これです。「超熟」
この「超熟」は優秀です。
■原材料
小麦粉・砂糖・バター入りマーガリン・パン酵母・食塩・醸造酢・米粉
パスコさんのHP-----
毎日食べるものだから、おいしくて、あんしんなパンをお届けしたい。超熟は、シンプルにパン作りの基本を守ってきました。余計なものは入れない。余計なことはしない。だから余計な味がしない。イーストフード、乳化剤を使わず、もっとおいしく、もっとあんしんなパンへと進化しつづけます。
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小林聡美さんのCMも大好きなこのパン。シンプルな材料だからこそ小麦の味がしっかりして、そこに塗ったり挟んだりするものが引き立つんですね。うちで食べる食パンはいつもこの「超熟」の8枚切りです。(ドックパンもよく食べます。)私としては分厚い4枚切りといきたいとこなのですが、子ども達が食べきれない(笑)でも8枚切りならホットサンドも出来るしサンドイッチにも出来るので、色々に食べて楽しんでいます。
ついでに。お近くに成城石井があったらこのパンがおすすめです。賞味期限が短いのが難なのですが、3斤くらい常に常備しておきたいくらい。サイズ感も調度よく、材料もシンプルで、大好きなパンです。
「ボッカブレッド」
毎日食べるものは、安全で安心なものがいい。毎朝子ども達が大きな口を開けて食べるパン。残さず食べてねと、自信を持って言いたいですよね。
さあ、お近くのスーパーのパン売り場へ Let's Go!
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覗いてくださり、ありがとうございます。
訪問いただいたしるしに、お野菜ぽちりとしていただけると大変嬉しいです。
また遊びにきてくださいね!