最近、またパン熱が上がってきています。
とはいえ平日は仕事があって無理なので、
焼いたパンは、白パンとコーヒーチョコパンの2種類。 いつものこの本のレシピです。
白パンはシンプルに粉ときび砂糖と塩と水のみ。
コーヒーチョコパンはインスタントコーヒーを入れた生地で 、チョコをたっぷり包んでいます。
今日は気温が高かったので思ったよりも発酵が進みましたが、 一次発酵では白パンのほうが膨らんだのに、 二次発酵ではコーヒーパンのほうが膨らんだり、 並べて休ませている間にくっついてしまったりと、 パン作りはやっぱり一筋縄にはいきません。でも、 ぐいーんと伸びて戻ってきて、だんだんなめらかになって、赤ちゃんの肌のようにぷよぷよで、そんな生地を黙ってこねていたら、 パン熱もようやく落ち着いてきました。
こちらコーヒーチョコパンの焼き上がり。
本当は、チョコは飛び出ないはず(笑)
「しあわせのパン」は最初から最後まで静かに流れる映画で、 パンのシーンはもちろん、 食事を作るシーンやワインを注ぐシーン、 食材そのものの映し方がとても素敵です。 ここのところ仕事がずっと忙しくて帰れないことも多く、 外食や出来合いのおかずに頼る夕飯が続いていて精神的にしんどいのです が、こういう映画を見ると、ふっと大切なことを思い出します。 ふわふわのパン生地をそっと大切に扱い、 こねて形作って焼くパン作り。「ああそう、これこれ」と作ること、 そして食べることの大切さを思い出させてくれました。
しかし映画の原田知世は可愛いなぁ。
あんな風に、いつまでも透明でいられたら素敵だなと思う。
そして何度見ても、美味しそうなパンたち。
私のパン熱、もうちょっと続きそうです。