ずっとずっとあんずの木が欲しいなと思っているのですが、食いしん坊の私の家の小庭には既に実のなる木がたくさん植わっているので、これ以上木を増やすことが出来ません。昔からあんずが大好きで、小さい頃からよく食べています。好きだった駄菓子は練りあんずとあんずボー。今も甘味処のかきごおりやあんみつにあんずがのっていると頼んでしまうし、干しあんずは添加物がいっぱいかも・・・と思いつつ買って食べてしまいます。
そんなあんず好きの私ですが、生のあんずはからきしダメ(笑)以前実家の母がご近所からもらったという大量のあんずをジャムにしたとき、いちごやりんごと同じようなつもりで砂糖を入れて作ったら、ものっすごい酸っぱいジャムになって、全然食べられなかったことがありました。悔しくて2度目にチャレンジしたときも結果は同じ・・それ以来生のあんずには苦手意識があって、もらうことも買うこともなかったのです。
でも・・スーパーに並ぶオレンジ色の可愛らしい実を見ていたら、なんとか調理してみたくなりました。
そこで、ずっと大切にしているこの本を参考に、今年はあんずのシロップ漬けを作ってみました。
■あんずのシロップ漬け
<材料>あんず1キロ、砂糖1カップ、水1/2カップ
<作り方>
①あんずを包丁で半分に割り、種を取り除く。
②鍋に砂糖と水を入れて煮立てる。
③煮沸消毒した瓶に①と②を入れる。
④③を鍋に入れ、瓶が4~5センチ浸る位まで水を入れて火をつける。
⑤中のシロップが増えて中のあんずが浸るくらいになったら火を止める。
煮る時間としては20分~30分くらい。火が強すぎるとあんずが崩れてしまうので注意してくださいね。
これ、出来立てを食べるとまだ酸っぱいんです。でも、一週間くらい置くことでシロップが馴染んで甘くなってきます。
このまま食べても、ヨーグルトやアイスクリームにかけても、かき氷に添えても美味しく食べられます。大好きなあんずで調理が出来たことが何より嬉しい。
そしてそして、煮るときに取り除いたあんずの種は捨てずにとっておき、煮沸消毒したビンに入れて氷砂糖とリカーを加えてあんず酒にします。
私はアルコールに弱いので、種もたっぷり、氷砂糖もたっぷりにリカーは少なめで。あんずの季節を終えた数か月後、これを飲むのが楽しみです。
さて、あんずとは全然関係ないのですが、私、シロップ漬けを作った日に始めたことがあります。
何かというと。
これです。
じゃじゃーん。
もうね、表紙の写真にやられました。
私、めちゃめちゃ体が硬いんです。特に下半身。毎週エアロビに通っていて、体が柔らかい人が開脚してベターっと顔まで床につけているのを見て、いいなぁ、羨ましいなぁと思っていたんです。
いや、ベターっが実現出来たら何がどうなるってわけではないんです。何かもらえるわけでも、「ベターっ1級」とか資格が取れるわけでも何でもないんですが、ただただベターっを実現したい。アラフィフを前にした私が、生まれてこのかた一度も出来たことがないベターっを達成出来たらすごいんじゃない?自慢出来るんじゃない?とただそれだけのためにこの本を買って、夜のストレッチを始めたのです。
そして始めて2日目のこと。
夫が寝ている横、暗闇の中で、ストレッチのひとつであるおすもうさんの「四股」を踏むポーズをしていたら、夫がはっと目を開けて恐怖に慄いた顔で「おっ・・・おまえ何やってんだよ・・」と言いました。目を開けた瞬間、「ひっっ・・!」という声まであげて。
そりゃそうだ。夜中の0時過ぎに旦那が眠る横で汗ばみながら四股踏む妻。怖すぎるよ、自分で想像しても(笑)
「えっと・・ベターっを実現したくてね」と言ったらバカにされちゃうかなと思ったら言えなくて、なんかもじもじしてたら夫は寝ちゃったんですが。
夫婦仲に影響したら困るので、次からは四股だけは別の部屋でやろうと思った次第です(笑)
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